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毎日まいにち食卓しょくたくでできるエコにチャレンジ
だい4だんは「しゅん食材しょくざいべよう」

毎日の食卓でできるエコにチャレンジ 第4弾は「旬の食材を食べよう」

ハウス栽培さいばい農業技術のうぎょうぎじゅつ向上こうじょう海外かいがいからの輸入ゆにゅうなどによって、店頭てんとうには季節きせつわずあらゆる食材しょくざいならんでいますが、やはりしゅん食材しょくざいはおいしいもの。栄養価えいようかたかさにおいてもすぐれ、季節きせつごとにおいしい食材しょくざい使つかった食事しょくじたのしむことは健康的けんこうてきです。しかも産地さんちちか食材しょくざい使つかうことで輸送ゆそうにかかるエネルギー消費しょうひ削減さくげんでき、環境負荷かんきょうふか軽減けいげんにつながる要素ようそも。しゅん食材しょくざい食卓しょくたくれてみてはいかがでしょうか。

野菜や果物、魚などの食べ物は一番おいしく栄養も豊富な季節があり、これを「旬」と呼ぶんだ。健康にも良いし、濃い味付けをしなくてもおいしいから味覚という感覚も発達するよ。しかも旬の食材を食べることは環境にも良いんだ。その理由を説明するね。

ものしゅんってなに?どの季節きせつにどんなものがあるの?

しゅん時期じきはたとえばはるはいちごやたけのこ、はなやアサリ。
なつはきゅうりやトマト、スイカやさかなのアジ。
あきはさつまいも、くりかきやサンマ。
ふゆ白菜はくさい大根だいこん、みかんやさかなのブリなどがあるよ。(注1)

なぜしゅんのものをべるといの?

しゅん時期じきそだつのにてきした天候てんこうつづくから、おおくのもの栄養価えいようかたかくなるんだ。(注2)

たとえばふゆおお出回でまわるほうれんそうなつくらべてビタミンCがやく4ばいほどおおふくまれているよ。
かおりやうまみも豊富ほうふだからあじかんじやすくて、味付あじつけをしなくてもおいしくべられる。
しお砂糖さとうりすぎないからからだにもいんだ。

しゅんのものをべると環境かんきょうにもいのはなぜ?

みせならんでいるものはいろんな場所ばしょからはこばれてくるよね。
距離きょりとおいほど、ガソリンや電気でんきをたくさん使つかうから、地球温暖化ちきゅうおんだんか原因げんいんにもなるCO2もたくさんてしまう。(注3)
しゅんものんでいる場所ばしょちかいところでとれることもおおいから、はこぶときにCO2排出量はいしゅつりょうすくなくてすむんだ。(注4)

食育の観点からも取り入れたい旬の食材

店頭に並ぶと季節を感じさせる食材は日本の四季の豊かさを身近に味わえます。しかも旬の食材は栄養価も豊富。旬の野菜にはビタミンが多く含まれており、緑黄色野菜に含まれるビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持、ビタミンCはコラーゲンの合成を補助し、丈夫な血管や皮膚、筋肉作りに欠かせません。また、ビタミンEは抗酸化ビタミンとも呼ばれています。育ち盛りのお子さまはもちろん、家族の健康のためにも、毎日の食卓に取り入れたい食材です。(注5)

献立に悩んだら「であいもの」レシピを検索

献立に悩んだら旬の食材を使ったレシピを探してみてはいかがでしょう。春ならたけのことわかめの若竹煮や菜の花の辛子和え、ナスやトマト、きゅうりなどがおいしい夏にはサラダはもちろん、野菜カレーやラタトゥイユ、秋はキノコと鮭のホイル蒸し、冬なら鰤大根など。
旬の食材同士を使った「であいもの」は季節感を堪能でき、お子さまの味覚を育てる食育の側面からも、取り入れたい料理です。

環境負荷の軽減にも

旬の食材は比較的身近な地域で栽培されていることも多く、輸送で排出されるCO2の排出量は遠隔地や輸入に比べると少なくなります。すべての食材を地産地消することは難しくても、旬の食材を購入することで環境負荷の軽減につながるのです。(注4)

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