from ハウス

  • 食育

【10月は食品ロス削減月間】親子で取り組めば楽しくできる!身近なSDGs「食品ロス削減」チャレンジのアイデア

【10月は食品ロス削減月間】親子で取り組めば楽しくできる!身近なSDGs「食品ロス削減」チャレンジのアイデア

持続可能で、よりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。2030年までに達成すべき17のゴールが設定されていますが、その中でも限られた地球の資源を守るために「つくる責任 つかう責任」という目標が掲げられています。
「食品ロス削減」は、私たちの暮らしの中で身近に取り組める課題です。年間を通して大切な取り組みですが、特に日本国内では、農林水産省・消費者庁・環境省が連携し、10月は「食品ロス削減月間」として啓発しています。

そこで今回は、「食品ロス削減」月間にちなみ、親子で楽しく「食品ロス削減」に取り組むことができる3つのアイデアと、ハウス食品グループが推進する「食品ロス削減」3つの取り組みについてご紹介します。
持続可能な開発目標SDGs「17のゴール」に関してはこちら

SDGsの身近な取り組み「食品ロス削減」。子どもの認知率は72.9%!

知っておくべき「食品ロス」の実態

本来は食べることができる食品が捨てられてしまう食品ロス。食べ物が捨てられてしまうこと自体がもったいないだけではなく、環境にもさまざまな悪影響を与えるため、その削減が早急に求められています。

【引用】ハウス食品グループ本社「食品ロスに関するアンケート調査 第五回(2022年5月)」

日頃からよく耳にするようになった食品ロスという言葉ですが、ハウス食品グループが行った食品ロスに関するアンケート調査では、大人は99.1%と食品ロスの認知度が高まっているものの、子どもは72.9%と、大人と比較するとまだまだ低い水準であることがわかりました(注1)。

学校やニュースなどで取り上げられる機会が増えていても、子どもたちが身近な問題として捉えるには、まだ時間がかかりそうです。

【引用】ハウス食品グループ本社「食品ロスに関するアンケート調査 第五回(2022年5月)」

また、アンケート調査の結果から、家庭の食卓にのぼることが多いキャベツ・きゅうり・もやし・レタスなどの"野菜"や、食パンなどの"パン類"が食品ロスになりがちであるということもわかりました。

さらに注目したいのは、それぞれの野菜の旬の時期や食材、食品の価格高騰などが食品ロスに影響しているということです。例えば、夏野菜として多く出回るようになるきゅうりは、5月よりも旬の時期である9月の方がロスになる割合が多く、玉ねぎは2022年4月に価格が高騰したタイミングでロスになる割合が減っています。このように、季節や価格の変動によって食品ロスにつながる食材、食品は変化しているのです。

食品ロス削減の鍵は「親子で学ぶ」こと

子どもにまでは、なかなか浸透しきれていない「食品ロス削減」ですが、日本における食品ロスの約半分は家庭から出ていると言われています。そのため、親だけでなく子どもも一緒に食品ロス削減を学び、積極的に取り組むことが大切です。

子どもにとって「食品ロス削減」という言葉は、少し難しそうに感じてしまうかもしれませんが、実はそんなことはありません。これからご紹介する3つのアイデアは、今日からでも誰でもチャレンジできる簡単なことばかりです。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。

「食品ロス削減」は難しくない!今日からできる3つのアイデア

食品ロスのアイデアをご紹介する前に、まずは賞味期限と消費期限の違いをおさらいしておきましょう。

  • ●賞味期限
    未開封の状態で掲載されている保存方法を守った場合、おいしく食べられる目安の期限。賞味期限を過ぎてもすぐに食べられないというわけではありません。
  • ●消費期限
    未開封の状態で掲載されている保存方法を守った場合、食べることができる期限。消費期限を過ぎた場合は、食中毒になるなどの危険が伴うため食べてはいけません。

    おいしく食べられる目安である賞味期限、食べきらなくてはならない消費期限を正しく理解した上で、食品を選んだり使ったりすることが大切です。それでは、食品ロス削減の具体的な3つのアイデアをご紹介します。

①捨てた食材を記録してみよう

食品ロスになったものや量を記録してみましょう。記録が蓄積されていくと、買い過ぎなのか、つくり過ぎなのかなど、なぜ食品ロスになってしまったのかの原因を知ることができます。また目に見える形にすることで、子どもも一緒に参加しやすくなったり、意識しやすくなったりします(注2)。

②月1回!冷蔵庫一掃デーを決めよう

最低でも月に1回は、冷蔵庫の中を見直し、余り物をまとめて料理しましょう。常備菜をつくるもよし、カレーや鍋などさまざまな具材で楽しめる料理で使いきってしまうのもおすすめです。毎回見直したタイミングで多くの食材が残っているようなら、少し買い過ぎる傾向にあるのかもしれません。対策として、買い物に行く前には家にある食材や必要なものをメモしておき、使いきれる分だけを買うよう心がけてみましょう。子どもと一緒に冷蔵庫を確認し、どんなものが冷蔵庫に残っているか、残った食材でどんなものが作れるか楽しみながらやってみましょう(注2)。

③「てまえどり」をしてみよう!

コンビニエンスストアやスーパーなどでも呼びかけられている「てまえどり」。その名のとおり、手前に陳列されている「販売期限の迫った商品から購入する」ことが推奨されています。その日中に食べる食材や食品などを「てまえどり」するだけでも、食品ロス削減につながります。子どもと買い物に行く際も「すぐに食べるから、前から取ろうね」などと声かけをしながら、日常的に無理なく「食品ロス」の意識づけをしてみましょう(注3)。

ハウス食品グループが推進する「食品ロス削減」3つの取り組みをご紹介

ご紹介したように、食品ロスは事業と家庭の両方から生まれています。ここからは事業者であるハウス食品グループが、企業として取り組む「食品ロス削減」対策についてご紹介します。

①冷蔵庫で余りがちな食材をカレーに!「もっとカレーだからできることプロジェクト」

ハウス食品グループでは、食料資源の有効活用や地球温暖化抑制の観点から「食品ロス問題」に着目し、「もっとカレーだからできることプロジェクト」をスタート。食品ロス問題を知り、考えるきっかけになればと取り組んでいます。期限が近づいた食材も、まとめてカレーにしてしまえばおいしく楽しく食品ロスを減らすことができます。「この食材はカレーに合う?」という意外な組み合わせも、スパイスの力でおいしくまとめてくれますよ。

「もっとカレーだからできることプロジェクト」に関してはこちら

②製品に適さないスパイス原料や搾りかすが生まれ変わる!アップサイクルのクレヨン&名刺

※写真で使用しているスパイスはイメージです。

ハウス食品グループは、創業以来スパイスに関する製品を数多く販売してきました。しかし、スパイス製品をつくる過程でどうしても製品にできない原料が出てしまいます。

スパイスはたとえ規格外であっても、その特徴が残っています。このスパイスの特徴が消えてしまうことを「もったいない」と感じた研究員らが、その想いに賛同する仲間を集めました。規格外のスパイスを使ってつくったのは、「クレヨン」。お米由来のワックスにスパイスを配合してつくられており、クローブ・シナモン・ターメリック・タイム・バジル・パセリ・パプリカ・ホワイトペパー・レッドペパー・ローリエの10種類があります。

「彩るスパイス時間 CRAYONS」に関してはこちら

また、ウコンからエキスを搾り取ったかすを粉砕して紙にすき込み、名刺にリサイクルする取り組みも行っています。こちらはグループ会社のハウスウェルネスフーズにて実際に使用されています(注4)。

③さまざまな理由で活用されない食品を生かす!「フードバンク活動」への支援

ハウス食品グループでは、2015年よりエリアを広げながらフードバンク活動を支援しています。フードバンクとは、賞味期限内であるにもかかわらず、一般市場に流通できない食品などを生活に困っている方へ配布する社会貢献活動のことです。食品ロス削減、貧困などによる栄養課題解決に寄与する活動です。

毎月、カレー・シチュー・レトルト食品・スナック菓子・デザート製品・健康飲料などを生活に困窮している家庭に届けたり、母子生活支援施設や児童養護施設へ配送したり、さまざまな理由で活用されない食品を生かすよう積極的に活動しています。

「フードバンク活動」支援に関してはこちら

私たちと地球の未来のために。親子で楽しく「食品ロス削減」にチャレンジしよう!

食品ロス削減にまつわるさまざまなアイデアや取り組みをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。一つ一つの取り組みだけでは大きな成果は望めなくても、多くの人たちが身近なことから取り組むことで、やがては食品ロス削減の大きな力になります。

そのためにはまず、大人が積極的に食品ロス削減に取り組む姿勢を示し、子どもたちにも自然な形で伝えていくことが大切です。あなたも、ご紹介したアイデアなどを参考に、親子で楽しく「食品ロス削減」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

※本ページの記載内容は記事公開時点の情報に基づいて構成されています。

関連記事

 
  • 食育

【環境について考えよう】地球と家計を救う!今こそ考えよう おうち時間の食品ロス削減術

昨今のコロナ禍による食生活の変化により、家庭での食品ロス増加が考えられています。食品ロスとは「食べられるのに捨てられている食品」。食品や家計の無駄であるのはもちろん、世界的な気候変動の原因にもつながる重大な問題です。おうち時間が増えた今こそ、改めて環境問題と家庭での食品ロス削減について考えてみましょう。

 
  • 食育

毎日の食卓でできるエコにチャレンジ 第1弾は「食品ロス削減。残さず食べよう!」

異常気象による干ばつや集中豪雨は年々増えており、わたしたちの生活にも無関係ではなくなっています。食料資源の有効活用や地球温暖化の抑制の観点からも食品ロスをいま減らさなければ、子どもたち将来世代に大きな負荷がかかります。でも家庭でできることって?そんなに難しく考えすぎなくても大丈夫。そこで、今回はまず食べ残しをなくしてみることからエコにチャレンジしてみませんか。

 
  • 食育

毎日の食卓でできるエコにチャレンジ 第2弾は「賞味期限ってなに?」

冷蔵庫を整理していると賞味期限切れの食品を見つけて、もったいないと思もいながら、廃棄したり、賞味期限間近であわてたりすることはありませんか?キッチンから賞味期限切れのレトルト食品やスナック菓子、缶詰が見みつかることも…。そんな“小さなムダ”を各家庭で見直すことで、食品ロス削減につなげていきましょう。


その他の記事

 
  • イベント

【管理栄養士監修】もっちり、サクサク♪グルテンフリーで身体にやさしい!おいしい!!“米粉”の魅力とは?

“米粉(こめこ)”は、お菓子やパン作り、うどんなど、さまざまな料理に活用できる万能食材です。小麦粉の代替品として、小麦アレルギーの方やグルテンフリーを意識している方にも人気があります。農林水産省が、2022年4月から輸入小麦の政府売渡価格について、主要銘柄平均で17.3%の引き上げを行ったことなどを受け、“米粉”の家庭での消費量も増えています。(注1)そこで今回は、 “米粉”の代表的な種類や特長、小麦粉との違いなどをお伝えしていきます。また‟米粉”初心者の方や親子でも楽しく簡単に作れるお手軽レシピもご紹介するので、チャレンジしてみてください。

 
  • イベント

かぼちゃを使った料理やスイーツなど、「カモンハウス」会員の皆さまのアイデア満載!ハロウィーンを楽しもう♪

10月31日はハロウィーン。特別なお料理を作ったり、飾り付けをしたり、すっかり秋の風物詩になりましたが、皆さまのご予定はお決まりですか?カモンハウスの「トークのお部屋」では、さまざまな「トークテーマ」に対し、会員の皆さまからのコメントをご投稿いただいています。今回は2021年10月に開催した「トークのお部屋」のテーマ「ハロウィーンの楽しみ方、料理やグッズをシェアしよう♪」から、真似したくなるアイデアをご紹介します。さらに、専門家によるアイデアレシピもプラス、これまでとはちょっと違ったユニークなハロウィーンディナーのヒントにお役立てください。また、会員の皆さまにご回答いただいた第9回「オープンデータ」アンケート結果も一部ご紹介。

 
  • 食育

【10月は食品ロス削減月間】親子で取り組めば楽しくできる!身近なSDGs「食品ロス削減」チャレンジのアイデア

持続可能で、よりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。2030年までに達成すべき17のゴールが設定されていますが、その中でも限られた地球の資源を守るために「つくる責任 つかう責任」という目標が掲げられています。「食品ロス削減」は、私たちの暮らしの中で身近に取り組める課題です。年間を通して大切な取り組みですが、特に日本国内では、農林水産省・消費者庁・環境省が連携し、10月は「食品ロス削減月間」として啓発しています。そこで今回は、「食品ロス削減」月間にちなみ、親子で楽しく「食品ロス削減」に取り組むことができる3つのアイデアと、ハウス食品グループが推進する「食品ロス削減」3つの取り組みについてご紹介します。

 
  • 食育

【管理栄養士監修】代替肉“大豆ミート”が世界を救う?特長や食べ方を知っておいしく持続可能な未来づくりを!

まるで、お肉のような食感を楽しめる大豆加工食品の“大豆ミート”。近年、その市場は拡大傾向にあり、10年以内には肉全体の約10%を“大豆ミート”が占めるという試算が発表されるなど、世界的に“大豆ミート”の注目度が高まっています。日本でもここ数年の間に多くの大手食品メーカーから“大豆ミート”の製品が販売されるようになり、スーパーなどで気軽に入手できるようになりました(注1)。“大豆ミート”の市場が拡大した背景には、健康によい食品としての側面だけでなく、地球にやさしい食材を選択する価値観や考え方への社会的な関心の広がりがあるようです。そこで今回は、“大豆ミート”の魅力をはじめ、そのメリットや使い方などをご紹介します。

 
  • イベント

【イベント実施報告】2022年夏休み企画!オンラインで「ハウス食品 静岡工場」を見学!製品の製造工程や様々な工夫を発見!

2022年7月に募集し、2022年8月9日に開催しました「オンライン工場見学」についてレポートいたします。多数ご応募いただいた方の中から当選されたご家族の皆さまには、レトルトカレーととんがりコーンの製造工程の見学やクイズコーナーなど、ご家族でお楽しみいただきました。