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カレーがペンになっちゃった!?ごはんができるまで、楽しくカレーでおえかき
ハウス「おえかきカレーペン」

カレーがペンになっちゃった!?ごはんができるまで、楽しくカレーでおえかき ハウス「おえかきカレーペン」

「カレーでおえかき」といわれるとびっくりされる方、あるいは「食べ物で遊ぶなんて!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし私たちは、非常にまじめに、真剣に取り組んで、この「おえかきカレーペン」というアイデアにたどりつき、製品をつくりあげました。
そんな私たちの開発にかけた想い、そして「おえかきカレーペン」とはどんなものかを知っていただき、興味をもっていただければと思います。

「おえかきカレーペン」ってなに?
~悩みの深い、“夕食前の時間”~

「おえかきカレーペン」は、チューブ入りのカレーソースで、お皿や、ごはんに絵が描けるペン先がセットになっています。使い方はいたって簡単。お皿を準備し、そこにお子さまがカレー味のソースで絵を描くだけです!もしごはんだけ炊きあがっていたり、冷凍ごはんがあれば、ごはんをお皿にのせて描いてもいいかもしれません。また、できているおかずなどがあれば、トッピングとして使用するのも楽しいです。「おえかきカレーペン」は小さなお子さまも食べやすい、マイルドな甘口のカレー味です。ごはんにも、おかずにもよく合います。ただ甘口なだけではなく、カレーの風味、おいしさがしっかりと感じられる味わいですので、大人の方にも満足いただけるおいしさです。

●プロジェクト始動!

この製品の開発プロジェクトは「今までにない、まったく新しいものを作ろう!」「生活者の方々のお声にしっかりと向き合おう」という想いでスタートしました。普段は製品開発に関わらない部署からもメンバーをつのり、様々な視点から、まずは生活者のお声をじっくりと聞くことからスタートしました。二日間にわたって8名の方から、お1人ずつ深く話を伺い、気になったワードを抽出。その抽出されたワードに秘められた生活者の方々の想い、悩みなどについてプロジェクトメンバーでのディスカッションを重ねました。その中でたどりついたのが、「幼いお子さまがいるご家庭での、夕食前の時間の過ごし方」というテーマでした。

●悩みの深い、“夕食前の時間”

夕食準備の時間というのはどのご家庭でも慌ただしい時間ですし、幼いお子さまがいらっしゃればなおさらだと思います。お腹が空いて早く食べたい、かまってほしい、遊んでほしい・・・など理由は様々だと思いますが、親御さまは夕食の準備が進まずイライラ、お子さまもご機嫌斜めに・・・なんてことがよく起きるのではないでしょうか。プロジェクメンバーにも幼い子どもがいる人がいて、とても共感していました。このように親子ともに悩みの深い、夕食準備の時間をどうすれば「楽しくすごせるのか?」、「スムーズに夕食へ向かえるのか?」ということをプロジェクトメンバーで徹底的に考え、様々なプロトタイプを作り、試すということを繰り返す中で「おえかきカレーペン」が誕生しました。プロジェクトメンバーも含め、のべ53名の社員と一般の方99名、そしてそのお子さまにご協力いただき、色々な意見をいただきながら作り上げた製品です。

子どもたちからもらったヒントとパワー

社内での検証の際には、プロトタイプを使ってお子さまが描いている様子を動画で撮影してもらい、その映像をプロジェクトメンバーでじっくり見ることを徹底しました。アンケートなどの文字情報ももちろん収集していましたが、まだ感想などを自分の言葉で表現するのが難しい年齢のお子さまもいますので、子どものたちの表情やしぐさ、行動などから様々なヒントを得ました。お子さまのペンの持ち方や力加減、スムーズに描けているのか、描きにくそうにしているのかなど、その様子から改良点や付加した方がよい機能などを見つけだすことができました。そしてなによりお子さまが熱中して描いてくれている様子、楽しそうな笑顔をみることで、このアイデアに自信を持つことができましたし、このプロジェクトを進めていく原動力になっていったと思います。

おえかきカレーペンで描く「笑顔ある暮らし」

一般の方々に実際に使っていただくテストでは非常に嬉しいお声をいっぱいいただくことができました。またお子さまが描いた素晴らしい作品も見せていただくことができました。その時のお声、作品の一部を紹介させていただきます。

頂いたお声のように、夕食準備の時間がスムーズに、そしてお子さまにとって楽しくすごせる時間になればと思います。
このプロジェクトに携わったメンバー一同、「おえかきカレーペン」が「笑顔ある暮らしを共につくるグッドパートナー」になることを願っております。おえかきカレーペンは9月1日より日用品ショッピングサイトの「LOHACO(ロハコ)」にて販売いたします。
※現在販売は終了しております。

実際にご使用いただいた方のお声

  • 子供が嬉しそうに絵を描いていたのをみて、目で楽しむ食事が出来る所が良いと思いまた使いたいと思いました(20代女性、お子さま3歳)
  • 味が思っていたよりも、スパイスの効いた深い味つけのカレーで辛みの少ない、家では作り出せない味がしたのでまた使いたい(20代女性、お子さま3歳)
  • 甘くて子供も食べやすい味だったのでよかった。おいしいといっていたのでよかった。(40代女性、お子さま3歳)
  • 新しいカレースタイル!!子どもが楽しみながら食事の準備が出来る(20代女性、お子さま4歳)
  • 楽しく食事が出来る。準備からお手伝いしている気分で本人も楽しそう。待ってる間に何か食べたりしないで、お絵かきに集中出来る。(40代女性、お子さま5歳)
  • 味が子供向けかと思っていたのですが、大人でも美味しく感じ、ごはんだけでなく、ブロッコリーなどのお野菜にも合う味だったので色々な使い方が出来そう(40代女性、お子さま6歳)
  • 娘も楽しそうに絵を描いていて、集中していたのでごはんの準備もはかどる(40代女性、お子さま6歳)
  • 子どもが楽しそうに使っていて、味もおいしいので残さず食べたのを見て、ぜひ使いたいと思った。(30代女性、お子さま7歳)
  • 子供が自分で考え、デザインしたりしているのがとても楽しそうに見えた。他の料理の用意をしている間に自分(子供1人で)でおえかきペンを使って待っていてくれるので助かった。(40代女性、お子さま7歳)

ハウス食品株式会社調べ(2020年7月 首都圏 3-7歳の子供を持つ主婦 n=99)

お子さまたちの作品

お皿に直接!
  • 5歳のお子さま
  • 5歳のお子さま
  • 7歳のお子さま
ごはんをのせて!
  • 4歳のお子さま
  • 5歳のお子さま
  • 7歳のお子さま
トッピングにも!
  • 3歳のお子さま
  • 3歳のお子さま
  • 6歳のお子さま

※本ページの記載内容は記事公開時点の情報に基づいて構成されています。

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