- 開発ストーリー
第4弾「今、ウコンの力にできること」
【「ウコンの力」開発担当者が語る】4週連続コラム
いよいよ最終回!4週に渡ってお送りしてきたコラムの最後は「今、ウコンの力にできること」というタイトルでお送りしていきたいと思います。2004年の発売以来、トータル販売本数は13億7,000万本以上を数える(2020年6月時点)ウコンの力ブランドの今後にご注目ください。
さて、4週に渡ってお届けするウコンの力コラムの2週目は、「ウコンの力の開発秘話」をお送りします!
第一弾「おうち時間を応援」はこちら
今でこそ多くの方に知られるようになったウコンの力は、果たしてどのように誕生したのか。発売までの苦労やカベを、初代ウコンの力の味作りを担当した「レジェンド」達にもインタビューしましたので、ぜひお楽しみください!
ウコンの力が産声をあげたのは、今から16年前の2004年。カレースパイスメーカーとして、当時からスパイス研究に力を入れていたハウス食品は、「お客さまに健康とおいしさを発信できる企業を目指したい」という想いから、カレーの原料でもあるウコンに着目。日本一のウコン使用料を誇るメーカーとして、その健康価値に向き合ったことから、ウコンの力の物語はスタートします。
少し話が逸れますが、ここで少しだけ「ウコン」についてご紹介。
ウコンは世界各国で栽培されているポピュラーな植物で、実はショウガの仲間。別名ターメリックとも呼ばれ、カレーの黄色は主にターメリックの色なんです。ウコンは数種類ありますが、一般的にウコンと呼ばれているモノは「秋ウコン」で、この秋ウコンは、ウコンの力シリーズの中核素材となっています。
秋にキレイな花を咲かせることから、「あなたの姿に酔いしれる」という、ステキな花言葉なんかも持っているのです。
日本では沖縄県で古くから親しまれている健康食材で、現地では「うっちん」などとも呼ばれています。前日が長かった日や深かった日は、生のウコンをすりおろしてお茶にするなど、健康食材として取り入れられてきたウコンは、とても身近な存在として人々の生活に根付いています。
実は、ウコンの力誕生のキッカケは、まさにこの沖縄県の食文化なのです。
開発検討当時、沖縄県は全国でも有数の長寿県でした。他県では見られない食文化のひとつに「ウコン」があったことから、「健康の秘訣はウコンなのでは」という仮説を導き出した当時の開発担当者は、ウコンの力の開発を加速させていきます。
多くのスパイスを取り扱い、研究を積み上げてきたハウスでしたが、発売までの道のりは非常に険しいものでした。その中でも最大のカベは、「おいしさ」へのこだわり。お客さまへのおいしさ提供は食品メーカーの使命であり、絶対に譲れない最重要項目。ですが、ウコンは土臭くて苦味が強いので、原料そのままでは全くおいしくない……。こうして開発担当者と「ウコン」との熱く長い闘いの幕は、切って落とされたのです!
まず彼らが着手したのは、ドリンク化にピッタリなウコン原料の探索。ハウス研究所が保有する多数の原料を片っ端から引っ張り出し、ドリンク化への可能性を一つひとつ探っていきます。非常に大変な作業ですが、スパイスメーカーとして多くの原料を保有していたからこそ、幅広い原料での確認を行うことができました。
原料選定の後は、配合と風味作りです。この工程こそが、最も苦労した「最大のカベ」であったと、先輩たちは口を揃えて熱く語ります。ウコンの力のターゲットは、働き盛りの30~50代サラリーマン。ターゲットに好まれる馴染みのある風味、おいしさ、そして適度なウコン感が三位一体となった、絶妙なバランス感を作り上げる必要がありました。しかし、「おいしさを立たせればウコン感が弱く、健康感が物足りない」「ウコン感を立たせれば、特有の土臭さや苦味が強く出て飲みにくい」というジレンマが。
今でこそ多くのドリンク製品を販売しているハウスですが、カレー等の食品を中心に展開していた当時は、ドリンク作りの経験が浅く、開発は困難を極めました。そんなジレンマを突破すべく、ターゲットへの徹底的な嗜好調査と、何百もの試作検討を繰り返し、やっとの思いでおいしさと適度なウコン感が調和された栄養ドリンク風味(初代ウコンの力)に辿り着いたのです。特に社内のターゲット層からは絶大な評価で、「この製品は自分向けだ!」と強く感じてもらえたと言います。研究所職員は、試飲試食を繰り返しているプロフェッショナル集団なので、自社製品を配ってもあまり喜ばれません(慣れすぎているため)。ですが、ウコンの力においてはこの限りでなく、社内の「無料サンプリングコーナー」から一瞬で無くなる光景を目の当たりにした先輩たちは、「これはいける!」と確信したそうです。
このようにして誕生したウコンの力は、「お客さまにおいしさと健康を」という開発当時の想いを大切にしながら、時代ごとに進化を続けています。もっと多くのお客さまにお役立ちできるよう、ウコンの力は今後も全力で走り続けます!
ウコンの力で乾杯!
いよいよ最終回!4週に渡ってお送りしてきたコラムの最後は「今、ウコンの力にできること」というタイトルでお送りしていきたいと思います。2004年の発売以来、トータル販売本数は13億7,000万本以上を数える(2020年6月時点)ウコンの力ブランドの今後にご注目ください。
4週に渡ってお届けする「ウコンの力」コラムの3週目は、「いろいろあるぞ、ウコンの力」です!意外と(?)多い「ウコンの力」ラインアップは、様々なお客さまやシーンでも使いやすいように強化しています。今回はその中から「カシスオレンジ味」と「パイン&ピーチ味」の2品を、開発経緯も含めてご紹介します!
「ウコンの力」コラムはご覧いただけましたか?ご覧いただいた方にささやかな御礼として、おウチ時間がよりステキなものになる「ウコンの力make10本セット」をプレゼント!今回から4回連続でコラムとキャンペーンを実施いたしますので、お楽しみにしてくださいね。
みなさん、ウコンと言えば、会食やパーティーなどのシーンで飲むイメージが強いのではないでしょうか?今回はそのウコンが持つ、意外なチカラに着目した2つのサプリ「クルビサ」と「ゴールデンヴェール」の開発者のお二人にお話を聞いてみました。
ハウス食品グループでは毎年、東京本社が所在する千代田区の九段中等教育学校さまの、第一学年「総合的な学習の時間『地域を知る~企業訪問』」に協力しています。この授業は、キャリア教育や社会性の育成を目的に、生徒さんが千代田区内の企業・事業者を訪ね、そこで出された課題に対して解決策を提案するというユニークなもの。ハウス食品グループはこの趣旨に賛同し、共に学ぶ気持ちで取り組みを継続しています。今回は、九段中等教育学校の1年生5名の生徒さんたちがハウス食品グループ本社CSR部の神宮字 慎さんを訪問し、食品ロスについて学習、ハウス食品グループの食品ロス削減の取り組みについて説明を受けました。そして、提示された課題「自分たちの学校の給食の食品ロスを減らす方法」について約3ヶ月かけて考え、プレゼンしてくれました。
1976年にハウス食品から発売されたフルーチェ。火を使わず、親子はもちろん、お子さま一人でも安心して作ることができるデザートを届けたいという思いから生まれました。フルーチェと牛乳があればすぐできる手軽さで、幅広い世代に親しまれています。 一方、近年、日本ではペットボトル飲料の増加などで牛乳の消費量は減少傾向にあります。また、冬はあまり牛乳が飲まれない上、コロナ禍による休校や、業務用需要の停滞もあり、牛乳消費量の減少は社会問題にもなっています。しかし牛乳は栄養価の高い食品。今回は「カモンハウス」会員の皆さまから「トークのお部屋」に寄せられた2,000件近い投稿をもとにしたフルーチェアレンジをご紹介。手軽に作れるフルーチェでもっと牛乳を使ってみませんか?ぜひ、参考にしてみてください。
カレーは子どもから大人まで大好きなメニューのひとつ。朝も昼も夜も、食卓や給食、キャンプ場など、いつどこで食べても美味しく、カレーがあるだけで不思議と楽しい時間になりませんか。ハウス食品では、1926年に「ホームカレー」を発売。以来、数多くの商品を開発し、たくさんの方に笑顔を届けてきました。今回は、ハウス食品グループ製品の想い出をお伺いしたトークのお部屋からカレーに関するエピソードを集め、漫画化しました。
最近注目を集めている“スパイスティー”。スパイシーで甘い香りは、リラックスタイムにぴったりなだけではなく、体調を崩しやすい季節の変わり目にもおすすめのドリンクです。この記事では、各スパイスの香りの特徴を解説しながら、おうちで簡単にできる“スパイスティー”のアレンジレシピをご紹介します。