カモンハウスの「トークのお部屋」では、さまざまな「トークテーマ」に対し、会員の皆さまからコメントを投稿いただいています。今回は、2021年6月から開催している『カレー・シチューの「アレンジメニュー」大募集!』 のテーマから、思わず真似したくなるようなアイディアと、管理栄養士のアレンジレシピをご紹介します!
※投稿内容の一部を抜粋・編集して掲載しております。
いつものカレーやシチューが華麗に変身!
- カレーにはココナッツなどを入れて少しタイ風にします。
(ひろぽんまんさんの投稿)
- カレールウにビーフシチューのルウも足します。そうすると少しホテルカレーに近寄るような気がします。
(naomingさんの投稿)
- 残ったシチューはパン粉&キャベツで包んで濃厚ロールキャベツに変身!
(バン君さんの投稿)
- ホットサンドメーカーでカレーパンを作ります。油で揚げないカレーパンなので、ヘルシーです。
(まりらんさんの投稿)
ココナッツミルクやビーフシチューのルウを加えるひと工夫で、いつものカレーを特別感のある料理に変えてしまう、とても素敵なアイディア。時には、おうちで少しでも非日常感を味わえるのは嬉しいですね!ごはんをタイ米にしたり、ターメリックライスに変えると、さらに本格的な雰囲気を演出できそうです。
そして、なんとシチューを「ロールキャベツ」に変身させてしまう驚きのアイディアも!ロールキャベツにする場合は、シチューに入っていた具材を小さめにカットすると包みやすくて良さそうですね。おうち時間を楽しめる家電を購入された方も増えているようなので、ホットサンドメーカーがご自宅にある方は、ヘルシーな「揚げないカレーパン」も、ぜひ作ってみてください!
忙しい毎日の救世主!きらりと光る時短アレンジ
- 生ラーメンの麺を茹でて湯切りして、その麺だけに残ってしまったカレーをかけて、「汁無しカレー麺」にします!
(まこっちさんの投稿)
- 焼いた餅の上にカレー、チーズで、なんちゃってカレーピザ!!
(ミライの未来さんの投稿)
- 少しだけ残ったカレーを炒めて水気を少し飛ばし、厚切り食パンにのせ、シュレッドチーズをちらしてピザトーストにしています!
(なす やすこさんの投稿)
- 作ったシチューをタッパーに入れて一度冷凍、適当な大きさにカットします。衣をつけて揚げれば、クリームコロッケの出来上がり。
(ろーずまりさんの投稿)
中華麺やお餅の上にカレーをのせるだけのお手軽アレンジや、簡単に作れるカレーピザトーストは、料理に時間をかけられない方や、小さな子どもでも真似できる簡単&時短アレンジメニューで、忙しい毎日の救世主として活躍してくれそうです。カレーは、ほかの麺との相性も抜群なので、中華麺のほか、うどんやそば、パスタにかけて混ぜるだけのアレンジもおいしいですよね!
また、冷凍したシチューでクリームコロッケを作るアイディアも真似してみたくなりますね。ホワイトソースを作る手間が省けて時短になりそうですし、コーンやカニ缶を加えてアレンジすると、コーンクリームコロッケやカニクリームコロッケも作れそうです。
おなじみのおかずをピリッと大人好みの味に!
- カレーをディップのように野菜につけたり、ポテサラに混ぜたり、サラダにかけてドレッシングのようにも使います。
(ひろぴひろぴさんの投稿)
- レンジでパリパリにした鶏肉につけて食べます。
(金さんの投稿)
- 煮つめて水分を飛ばし冷却して、餃子の餡にする。「カレー餃子」です!
(mikunimann1さんの投稿)
- 「きつねコロッケ」鍋に残ったカレーやシチューにピザ用チーズとごはんを混ぜ、油揚げに入れパスタで口を止め揚げ焼きします。
(おざくちゃんさんの投稿)
カレーをディップソースやドレッシングに活用するアイディアや、餃子の皮や油揚げに包むレシピなど、おつまみにもピッタリなアレンジメニューも複数の方から投稿いただきました。カレーはどんな食材とも相性が良いので、調味料としても野菜やきのこ、お肉、シーフードなどのカレーに入れておいしい食材なら幅広く合わせられそうですね。
カレー餃子は、焼いても揚げてもおいしそう。油揚げに包むのが手間な場合は、そのまま油揚げにカレーとチーズをのせて焼くだけでも、おいしいおつまみが作れますよ!カレー風味のポテトサラダもやみつきになるくらいおいしいので、ぜひ試してみてください。
試してみたい!技ありアレンジ!
- 「中華カレーうどん」にします。豚バラ+玉ねぎ+青菜をごま油で炒めて、余ったカレーにめんつゆ+水を入れカレースープを作り、うどんを入れ煮込んだら、最後に花椒(ホアジャオ)をふりかけ出来上がりです。
(おざくちゃんさんの投稿)
- 大根やちくわ、和風だしを入れ、「カレーおでん」にします。
(みうさんの投稿)
- 焼きそば麺に焼いて焦げ目をつけて残ったカレーに片栗粉でトロミをつけて、「あんかけカレー焼きそば」に。
(チャバチーニさんの投稿)
- シチューが残れば、翌日トマトジュースでのばして、お一人様トマトクリームスープとしてパスタランチに。
(レンズ豆さんの投稿)
カレーうどんを作るアレンジは、皆さまのなかでも大人気でしたが、和風ではなく、中華風のアレンジメニューは技ありですね。おでんに入れてカレー風味にするアイディアは、子どもも喜びそうです。また、あんかけカレー焼きそばも、焼きそばを作るときの具材をたっぷり入れると、食べ応え抜群になりそうですね。
シチューを活用したトマトクリームスープも手軽に真似できそうな技ありアイディアですね!マカロニやパスタを投入して、スープパスタにしたり、冷凍野菜を加えて具だくさんスープにしても、ランチにも最適なメニューですね。
意外性が癖になる!?びっくりアレンジ
- 納豆と生卵を入れます。まろやかさアップでおいしいですよ。
(つかささんの投稿)
- シチューにゴボウを入れると風味が出ておいしくいただけます。
(こまのりさんの投稿)
- たまにバナナやキウイ、パイナップル入れて「フルーツカレー」を作ります。結構おいしいんです。
(ハイドランジアさんの投稿)
- あんドーナツにカレー。カレーの辛味があんドーナツの甘みで調和されておいしいよ。
(ケンイチさんの投稿)
意外な組み合わせがびっくりの仰天アイディア。カレーに納豆はお店で見たことはあるけど、試してみたことがある方は少ないのではないでしょうか。フルーツカレーは、一見びっくりする組み合わせのようですが、カレーの隠し味として知られるペースト状の「チャツネ」にもマンゴーやりんご、バナナなどのフルーツが使われていることから相性は良く、おいしく仕上がりそうです。
ゴボウ入りのシチューも香りが良さそうで試してみたくなりますね!そして、あんドーナツにカレーをかけるアイディアは驚きで、甘いお菓子にカレーを合わせる発想はとても新鮮ですね!
管理栄養士が提案!身体にやさしいオリジナルアレンジ
●カレー味噌汁
カレーを味噌汁にアレンジしてみたことはありますか?両方とも私たち日本人にお馴染みの身近なメニューですが、組み合わせを試したことがある方は少ないかもしれません。どんな味かというと、出汁が効いたカレーうどんのスープに近い風味に仕上がり、意外と相性が良いのです。
お鍋に残ったカレーや具材に、出し汁、味噌、追加の具材を入れて作ります。カレー味噌汁は、具材のアレンジのバリエーションが幅広いのも嬉しいポイント。おすすめは、具材を入れて具だくさんにすること。たとえば、豚肉や根菜をたっぷり入れたカレー豚汁や、きのこたっぷりのきのこカレー汁などはいかがでしょうか。そのほかにも、トマトやチーズを入れてもおいしく仕上がります。
カレーを発酵食品の味噌と合わせると、より味に深みが生まれるだけでなく、具材に野菜や芋類・きのこ・豆腐や油揚げなどの豆類を加えると、不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維なども摂ることができ、栄養バランスも良くなります!
●カレー+キムチトッピング
カレーは、キムチとも相性抜群なのをご存知でしょうか?作り方は簡単で、出来上がったカレーライスに白菜キムチをのせるだけ。豚キムチがすでに定番メニューとしてあるように、豚バラカレーに合わせると特においしいです。
発酵食品のキムチをのせることで、腸内で良い働きをしてくれる菌(プロバイオティクス)が摂れるだけでなく、食物繊維などの栄養素をプラスできるのは嬉しいところ。ただし、量をのせすぎてしまうと塩辛くなり、ナトリウム(塩分)の摂りすぎにつながるので要注意。発酵食品であるキムチは同じく発酵食品の納豆との相性も良いので、キムチ納豆をのせるアレンジもおすすめです。
●糀甘酒シチュー
シチューを作る際に水や牛乳の代わりに「甘酒」を加えて煮込むと、まろやかな風味に仕上がります。甘酒のお米由来の自然なやさしい甘みがシチューの美味しさを引き立て、子どもウケも抜群!
通常の作り方で作ったシチューが残った際には、甘酒と和風だしを加えてアレンジをすると、少し雰囲気の異なるスープとして楽しめます。ぜひ試してみてくださいね。
※糀を原料としているものは、アルコールが含まれていないので子どもに与えても問題ありません。
アレンジ次第で何倍も楽しめる♪素敵なアイディアをぜひお試しあれ!
気になるアレンジはありましたか?アレンジ次第で、いつもの「カレー・シチュー」の楽しみ方は無限大に広がります。「トークのお部屋」では、アレンジメニューのアイディアを大募集中ですので、「こんな食べ方もあるよ!」という方はぜひ投稿をお待ちしております!
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執筆者プロフィール
藤橋 ひとみ(ふじはし ひとみ)
株式会社フードアンドヘルスラボ代表取締役・管理栄養士。毎日の食事で心身のトラブルを予防・改善できる社会の実現を目指し、EBN(科学的根拠に基づく栄養学)の考え方を大切に執筆・レシピ開発・メディア出演など健康情報を伝える活動や、食と健康の専門家のスキルアップ支援を行う。