カモンハウスでは、生で丸かじりしてもほとんど辛みを感じることがないという驚きの玉ねぎ、「スマイルボール」をご紹介しましたが、残念ながら販売は季節限定。そこで今回は普通の玉ねぎにひと手間かけて、「玉ねぎだけ」でおいしく食べられるレシピを料理研究家の江戸野陽子さんに教えてもらいます。
ドレッシングにもなる「酢玉ねぎ」
玉ねぎに限らず、野菜などを酢に漬けると、甘みやうま味が加わって食べやすく、料理にも活用しやすいです。冷蔵庫で10日ほど日持ちするので、作り置きにしても便利。
<材料 できあがり300ml瓶>
- ・玉ねぎ:1個
- ・酢:1カップ
- ・砂糖:小さじ2
- ・塩:小さじ1/2
<作り方>
1.玉ねぎを切る
玉ねぎの皮をむき、スライサーで薄切りにする。切ったら10分放置し、辛み成分を飛ばす。
2.酢に調味料を加える
煮沸消毒した瓶に調味料(酢・砂糖・塩)を入れて混ぜ合わせる。
3.玉ねぎに酢を注ぐ
瓶に玉ねぎを入れ、全体に酢がなじむよう軽く混ぜる。
4.寝かせる
蓋をして冷蔵庫で一晩以上寝かせて味をなじませる。冷蔵庫で10日保存可能。サラダのドレッシングにしたり、炒めた肉にのせたりしていただきます。
丸ごと玉ねぎのレンジ蒸し
丸ごと玉ねぎが時短調理でおいしい一品に。今回はかつおぶしと一味唐がらしで和風に仕上げていますが、お好みのスパイスや味つけでバリエーションを広げてもおいしそう。
<材料 2人分>
- ・玉ねぎ:1個
- ・かつおぶし:5g
- ・醤油:適量
- ・ハウス 一味唐がらし:適量
<作り方>
1.玉ねぎを切る
玉ねぎの皮をむき、底を切り落とし、8等分に切ったら耐熱容器に移す。
2.加熱する
ふんわりとラップをして、600Wの電子レンジで3分加熱。様子を見てまだ火が通っていないようならさらに1~2分加熱する。
3.盛り付ける
醤油をかけ、かつおぶしと一味唐がらしをふりかけてできあがり。
玉ねぎステーキ
玉ねぎは横に切ることで繊維が断ち切られ柔らかく、さらにじっくり焼くことで甘みが引き出され、表面はこんがり、中身がトロトロのおいしい玉ねぎステーキに。新玉ねぎの季節には、ぜひ新玉ねぎを使ってみてください。
<材料>
- ・玉ねぎ:1個
- ・にんにく:1片
- ・オリーブオイル:大さじ1/2
- ・ハウス 香りソルト<4種のペパーミックス>:適宜
<作り方>
1.玉ねぎを切る
玉ねぎの皮をむき、2cm幅の横の輪切りにし、つまようじを刺す。
2. にんにくを切る
にんにくの薄皮をむき、薄切りにする。
3.焼く
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で熱し、オイルに香りをつける。にんにくの香りがしたら取り除き、玉ねぎをフライパンに並べ、弱火でじっくり4~5分焼く。
焼き目がついたら裏返し、弱火で4~5分焼く。
4.盛り付ける
つまようじを外し、器に盛り付けたら、香りソルト<4種のペパーミックス>をふってできあがり。
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執筆者プロフィール
江戸野 陽子(えどの ようこ)
「野菜と豆腐の料理家」としてWebを中心にコラムやレシピを執筆。野菜と豆腐をおいしくいただく料理教室も主宰している。野菜・フルーツ・豆腐製品の選び方、保存方法、下ごしらえなどの解説や、おいしく食べるための情報を発信中。
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