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どこよりも丁寧な「ハヤシライス」の作り方

どこよりも丁寧な「ハヤシライス」の作り方

洋食屋さんの定番メニュー「ハヤシライス」。「ルウ」を使えばお鍋ひとつで簡単に作れて後片付けも簡単! 今回は、ルウの箱に書かれた基本の「作り方」通りのハヤシライスと、ハヤシライスソースを活用したアレンジレシピを、料理研究家の黒田さんと一緒に作っていきましょう。

丁寧につくる基本の「ハヤシライス」

<材料(10皿分)>

  • ・184g 完熟トマトのハヤシライスソース:1箱
  • ・牛肉(薄切り、切り落としなど):400g
  • ・玉ねぎ:中3個(600g)
  • ・マッシュルーム:8個
  • ・サラダ油:大さじ2
  • ・水:850ml

<作り方>

玉ねぎを薄切りにします。

黒田さん「今回は、まず縦に半分に切ってから横向きに(繊維と垂直に)薄切りにしました。繊維を断ち切るのでやわらかい食感になり、短時間で火が通ってトロトロになります。辛みが抜けやすくなるので、玉ねぎの甘みも、この切り方の方が感じやすいです。

玉ねぎの食感を楽しみたい方は、繊維にそって縦方向に切るのがおすすめ。煮込んでも形が崩れにくく、シャキシャキ感が残ります。お好きな切り方を試してください」

マッシュルームは、汚れをふき取って薄切りに(石づきがついている場合は切り落とします)。

黒田さん「泥や汚れが気になるときは、ペーパータオルやふきんで取り除きましょう。マッシュルームに限らず、キノコを水で洗うのはNG。水っぽくなってしまいます。

マッシュルームは水煮でもよいですし、なければ使わなくても構いません。エリンギや舞茸、しめじなど他のキノコを使ってもよいでしょう」

厚手の鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎを全体がすき通ってしんなりするまで中火で炒めたら、マッシュルームを加え、全体に油が回るくらいまで軽く炒めます。

黒田さん「厚手のお鍋の特徴は、熱の伝わり方が直接的ではないので、平均していて保温性がよく、具材を加えていっても温度にムラができないこと。上手にほっこりと仕上げることができます。急いで作りたいときには、フライパンでサッと作ってもよいでしょう」

牛肉も加え、軽く炒めます。

黒田さん「この後しばらく煮込むので、牛肉は半分色が変わるくらいまで炒めればOK。

今回は切り落としのお肉を用意してそのまま使いましたが、薄切り肉の場合は3~4cm幅に切ってください。牛肉のかわりに豚肉で作ってもいいですね。冷蔵庫にあるお肉で気軽にできるのもハヤシライスの良いところです」

水を加え、沸騰したらあくを取り、弱火~中火で約5分煮込みます。

黒田さん「見た目や香り、舌触りをよくするために、あくは取り除いておきましょう。少しくらい残っていても大丈夫です」

いったん火を止めてルウを割り入れて溶かし、再び弱火で時々かき混ぜながらとろみがつくまで約10分煮込みます。

黒田さん「ルウを入れる際は、必ず火を止めて沸騰がおさまってからにしましょう。沸騰したままだとルウが溶けにくく、ダマになることがあります。グツグツ煮えているところにルウを入れると、煮汁がはねる心配もありますよね」

ご飯と一緒に盛り付けたらできあがりです。

アレンジレシピ「豚肉とひよこ豆のトマト煮」

続いては、同じハヤシライスのルウを使ったアレンジレシピをご紹介。ひよこ豆(ガルバンゾ)というと大変そうなイメージがあるかもしれませんが、実はハヤシライスソースと缶詰のひよこ豆で手軽にできるメニューなんです。

<材料(4人分)>

  • ・184g 完熟トマトのハヤシライスソース:1/2箱(または92g 1箱)
  • ・玉ねぎ:中1個
  • ・豚肉(ばら)(かたまり):200g
  • ・ガルバンゾ(ひよこ豆、缶詰):大1缶
  • ・水:550ml
  • ・GABAN チリパウダー:小さじ1~2
  • ・サラダ油:大さじ1

<作り方>

まずは玉ねぎを薄切りに。

黒田さん「ハヤシライスと同じく、縦半分に切ってから繊維と垂直に薄切りにします。トロトロに煮込みたい方はこちらがおすすめ。玉ねぎの食感を残したい方は繊維にそって切るとよいでしょう」

豚バラ肉はタテ3cm×ヨコ2cm×厚さ5mmくらいに切ります。

黒田さん「少し厚めに切ることで、お肉の食感を楽しめます。また、今回は少し長めに煮込むので、これくらいの厚みがあった方がよいでしょう」

厚手の鍋にサラダ油を熱して薄切りにした玉ねぎをしんなりするまで炒め、さらに豚バラ肉を加えて炒めます。

黒田さん「この後じっくり煮込むので、この段階で豚肉に完全に火が通っていなくても、全体的に油が回り、ほんのり色が変わったくらいで大丈夫です」

水とひよこ豆を加え、沸騰したらアクを取って弱火~中火で約30分煮込みます。

黒田さん「最近はひよこ豆の水煮缶も多く出回っているので手に入れやすいですね。缶詰にもよりますが、ひよこ豆の煮汁を使ってもおいしくできますよ(※その場合、水の量を調節してください)。缶詰の独特のにおいなどが気になる場合は、ザルにあけて軽く湯通ししましょう。

ひよこ豆以外にも、ミックスビーンズなど他の豆を使っても、おいしくできあがると思います」

いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かし、チリパウダーを加えます。

黒田さん「火を止めてルウを入れるのは先ほどと同じです。チリパウダーは中南米やスペイン料理でよく使われるスパイス。辛い料理がお好きな方は、味を見ながらお好みで量を調節してください。

チリパウダーなどスパイスやハーブを料理に加える際、煮立った鍋にビンから直接ふりかけると、ビンの中に湯気が入ってしまい、スパイス・ハーブを劣化させます。きちんと計量スプーンや小皿などに取ってから入れてくださいね」

再び弱火で時々かき混ぜながら、とろみがつくまで約10分煮込んだらできあがり。

器に盛り付けて、パンやご飯などお好みのスタイルでめしあがれ。

今回は、ルウの箱通りに丁寧に「ハヤシライス」を作り、続けてルウを活用したアレンジレシピを作ってみました。

黒田さん「レシピ通りに作るだけで、とても簡単に、美味しいハヤシライスができあがりましたね。同じ作り方でもお肉を変えてみたり、季節の野菜を加えるだけでも、バリエーションができますよ。

アレンジレシピも、今回作った『豚肉とひよこ豆のトマト煮』以外に、半熟卵焼きをのせて『オムハヤシ』にしたり、マグロやエビなどシーフードを使ったり、ハンバーグにかけたり……と、意外なくらい選択肢が広がります。お好きな味や冷蔵庫にある食材で作れるレシピを探して作ってみてはいかがでしょうか」

※本ページの記載内容は記事公開時点の情報に基づいて構成されています。

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