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実はヘルシー! そして使い勝手バツグン! 10分でできる「マロニープラスワン料理」3品

実はヘルシー! そして使い勝手バツグン! 10分でできる「マロニープラスワン料理」3品

とろ~り、ツルンとした食感が人気の「マロニー」は、鍋料理のお供に欠かせない存在、鍋料理以外ではなかなか食べる機会がないかもしれませんが、実は低GI・GL値の食品だってご存じでしたか? そこで今回は、食材ひとつしかない料理、その名も“しかない料理”を得意とする料理研究家・五十嵐豪さんに、マロニープラスワンでできるメニューを3つ考案していただきました。どれも10分ほどでできるので、時間がないときにうってつけです。

レシピ1:美味しいだけじゃない! ランチのあとも眠くなりにくい「マロニーのタイ風焼きそば パッタイ」

じゃがいも澱粉やコーンスターチを原料とした「マロニー」は、ほどよいとろみがまるでアジアの麺料理のような食感。その上、茹でても煮くずれしにくく味付きがよいので、いろいろなアレンジを施すことができます。
そして実は、食品中の糖質が血糖になりにくい低GI食品なのです。

「他の主食と比較してもその値はかなり低く、血糖値の上がり方やインシュリンの働きが穏やかなので、食べても眠くなりにくい効果が期待できます」と五十嵐さん。

いろいろな理由を見ても、ランチにぴったりの食材と言えるでしょう。というわけで、タイ料理で人気のメニュー「パッタイ」をイメージした焼きそばを作ってくださいました。お弁当にもぴったりですよ。

■マロニーのタイ風焼きそば パッタイ

<材料 (2人分)>

  • ・マロニー...100g
  • ・シーフードミックス...120g
  • ・Aナンプラー...大さじ2
  • ・Aレモン汁...大さじ1
  • ・Aピーナッツバター(加糖)...小さじ4
  • ・Aチリパウダー...大さじ1
  • ・オリーブ油...大さじ1
  • ・塩こしょう...適量

<作り方 (調理時間:10分)>

  1. 鍋にお湯を沸かし、マロニーを6分茹でてお湯を切る。
  2. フライパンにオリーブ油をひいて中火で熱し、冷凍のままのシーフードミックスを炒める。
  3. 2にAとマロニーを加えて塩こしょうで味を調えたら完成。

ここで、ぜひ使ってほしいのが「チリパウダー」。五十嵐さんいわく、「クミンやトウガラシ、オレガノ、ガーリックなどすでにスパイスがいい配合でブレンドされているので一振りで本格的な味わいになる」のだそうです。チリパウダーのキリッとした辛味は、目の覚めるようなスパイシーさを加えてくれます。

ニンニク、ハーブの香りが食欲を一層引き立てる一品。マロニーのモチモチした食感も楽しく、パッタイの味付けにとってもよく合いますよ。手間がかかりそうなアジア料理が、簡単に作れるのも嬉しいですね!

レシピ2:これぞ新食感! 歯ごたえザックザクで食べごたえ十分「マロニー鶏から揚げ」

次はなんと、マロニーを小さく切り刻んで、衣がわりにしてしまうという斬新なアイディア! これまでに体験したことのない食感がヤミツキになるかも。ぜひ揚げたてのザクザク感を楽しんでください。

■マロニー鶏から揚げ

<材料 (2人分)>

  • ・マロニー...30g
  • ・鶏もも肉...200g
  • ・塩こしょう...適量
  • ・片栗粉...30g
  • ・卵...1個
  • ・*ターメリック...小さじ1
  • ・ガーリックパウダー...小さじ1/2
  • ・揚げ油...適量(200-300cc程度)
  • ・中濃ソース...大さじ1

<作り方 (調理時間:10分)>

  1. マロニーはハサミで2cm程度に切る。鶏もも肉は塩こしょうで下味をつける。
  2. 鶏もも肉を一口大よりやや大きめに切り、片栗粉、溶きほぐした卵、マロニーで衣付けする。
  3. 小鍋に揚げ油を入れて火にかけ、180度で2を5分程度カリカリに揚げて器に盛る。
  4. ターメリック、ガーリックパウダーを混ぜてからかけて中濃ソースを添えたら完成。

ここでは、隠し味的に使うターメリックがポイント!
「ターメリックはふんわりと繊細、マイルドな風味で主張するような特徴はないのですが、料理に入れるとうっすら香りのレイヤーが加わり深みが増します。色が強いので隠れるわけではないのですが、隠し味的な補助の使い方をするといいですよ」と、五十嵐さん。

ターメリックとガーリックの組み合わせで風味豊かな味わいに。いつもの鶏から揚げに物足りなさを感じたら、トライしてみてください。それと、“ザクッザクッ”とした、揚げマロニーの食感。う~ん、この音を聞くだけで食欲がそそられます。

レシピ3:水に浸けておけば、ゆで時間なんと1分! 究極の時短料理「水浸けマロニーの皿うどん」

次は、時短料理に挑戦してみましょう。「マロニー」の標準茹で時間は6分ですが、あらかじめ水に浸けておくと1分にまで短縮することができると、五十嵐さんが教えてくださいました。見た目も味も、まさか10分で作ったとは思えない仕上がりの皿うどん。マロニーを使えば、これも可能なんです!

■水浸けマロニーの皿うどん

<材料 (2人分)>

  • ・マロニー...100g
  • ・ゴマ油...大さじ1
  • ・花椒...小さじ1
  • ・豆板醤...小さじ2
  • ・牛ひき肉...200g
  • ・ガーリックパウダー...小さじ1/2
  • ・醤油...大さじ1と1/2
  • ・はちみつ...大さじ1/2
  • ・塩こしょう...適量

<作り方 (調理時間:10分)>

  1. マロニーは2時間水に浸けて戻しておく。
  2. 鍋にお湯を沸かし、1のマロニーを1分茹でる。取り出したら水気をきっておく。
  3. フライパンにゴマ油、花椒、豆板醤を入れて弱火で熱し、じっくり香りを引き出す。
  4. 3の香りがたったら中火にして牛ひき肉、ガーリックパウダーを加え、8割牛ひき肉に火が通ったら醤油、はちみつ、1の水気を切って加えて牛ひき肉に火が通るまで炒め、塩こしょうで味を調えたら完成。

ここで時短ポイントをもう1つ。
「ガーリックパウダーはニンニクをじっくり炒めて香りを出す工程を短縮できます。すりおろす手間もないし、常温で保存も利くので忙しい方には相当便利ですよ」と、五十嵐さん。

口に運べば、花椒の爽快な香りとガーリックの香ばしい風味が鼻を抜けていきます。また、はちみつのフルーティさが加わり、パパッと作ったとは思えない“手の込んだ風”に。さっと済ませたい休日のランチや、夜食にもぴったりです。

いかがでしたか? 「マロニー」は、まだまだいろんな使い方ができそうですね。このレシピを参考にぜひご自身でもアレンジして、「マロニー」の知られざる魅力を発見してください!

「マロニー」紹介ページ

※本ページの記載内容は記事公開時点の情報に基づいて構成されています。

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