
- 開発ストーリー
「秋ウコン」の意外なチカラとは?!人気製品の開発秘話インタビュー!
みなさん、ウコンと言えば、会食やパーティーなどのシーンで飲むイメージが強いのではないでしょうか?今回はそのウコンが持つ、意外なチカラに着目した2つのサプリ「クルビサ」と「ゴールデンヴェール」の開発者のお二人にお話を聞いてみました。
日本食や健康食ブームによって、アメリカでは「TOFU(豆腐)」が人気食材として注目を集めています。実はアメリカでTOFU事業を展開するハウスフーズアメリカ社の商品は、今や現地のスーパーマーケットではすっかりおなじみの存在。今回は、そんなTOFUにまつわるあれこれを、ハウスフーズアメリカ社Business Strategy Planning Divisionの高橋寛昌に取材しました。
※この記事では、日本の豆腐を「豆腐」、アメリカで販売している豆腐を「TOFU」と記載します
そもそも、なぜハウス食品がアメリカでカレーではなくTOFUを売っているの? と疑問に感じる方も多いかもしれません。実はハウスフーズアメリカ社がロサンゼルスに事務所を作りTOFUを製造・販売をするようになったのは1980年代のこと。
「当初はカレーを売ろうとしていたのですが、アメリカでTOFUを製造していた会社『ヤマウチ』とハウスが出会い、TOFUに軸足を置いたビジネスを始めることになりました。でも、当時TOFU事業を始めた人たちは、ここまでアメリカでTOFUのマーケットが伸びるとは予測はしていなかったかもしれません」(高橋)
もともと、アメリカにはTOFUを食べる文化はなく、以前は「アメリカ人の嫌いな食べ物ナンバーワン」とまで言われたほどでした。ところが、90年代に入るとアメリカで日本食ブームが起こり、TOFUが注目されるようになったそう。さらに健康食ブームが続き、ますますTOFUの人気が上昇。そして近年では植物由来食品(プラントベースドフード)のブームが到来し、幅広い世代のアメリカ人にとって、TOFUが欠かせない食材となっています。
「一企業がいくら努力しても、食でブームを起こすことは難しいのですが、日本食、健康食、そして植物由来食品とブームが続くなかで、それに沿っていく形でTOFU事業を展開してこられたのは、本当に幸運だったと言えるかもしれません。次々とブームがやってきた形で、今では市場の方がどんどん伸びていき、自分たちがそれに追いつかなきゃと必死になっています」(高橋)
アメリカのスーパーマーケットで見かけるハウスのTOFU(「Premium TOFUシリーズ」)には、硬さが5種類※1もあります。
「一番柔らかいSoftから、一番硬いSuper Firmまで5種類あり、柔らかいものから緑(Soft)、青(Medium Firm)、赤(Firm)、紫(Extra Firm)、オレンジ(Super Firm)とパッケージを色分けしています。アメリカ人のTOFUの好みや食べ方を把握するにつれ、どんどん『硬いTOFU』を作るようになっていきました。
アメリカでは、基本的にTOFUをそのまま食べず、フライにしたり焼いたりするので、一般的な日本の豆腐の硬さでは崩れてしまうのです。そこで、崩れないように硬くする必要がありました。とくに紫のExtra FirmやオレンジのSuper Firmは、日本では見たことも食べたこともない硬さかもしれません」(高橋)
日本の豆腐との違いは硬さ以外にも。アメリカで売られている「Premium TOFU」は、賞味期限が日本の豆腐よりも長く、なんと65日間も保存可能なのです。保存料などは使用しておらず「低温加熱殺菌技術」によるものですが、これだけの賞味期限が必要とされた背景にも、アメリカならではの事情がありました。
「ロサンゼルスからTOFUのビジネスを開始した時に、国の端から端まで飛行機で6時間はかかるアメリカの物流を考えたら、これくらい長い賞味期限を設けないとスーパーマーケットに置いてもらえず、低温加熱殺菌技術に辿り着いたのです。さらに今では、アメリカのニュージャージー工場からカナダやヨーロッパ※2にも輸出しているので、やはりこれくらいの賞味期限の長さはどうしても必要になります。賞味期限の延長とおいしさの両立はチャレンジングではありましたが、現在のハウスのTOFUの味は自信を持ってお届けできるクオリティと自負しています」(高橋)
※1 Premiumシリーズの5種類以外に、アジア系消費者向けに「Extra soft」があり、ハウスフーズアメリカ社としての展開は6種類。
※2 EU向け製品の賞味期限は80日。
アメリカ人にとっては「味がないこと」がネガティブな要素でもあったTOFU。でも、今では逆に「どんな味にもなれる」というポジティブな発想で製品ラインアップが拡充しています。
オーガニックTOFUと呼ばれる商品は、パッケージにスムージーやグリルなど、人気の調理方法の写真をプリント。TOFUならではの食べ方を提案しています。
さらにパックのTOFUだけでなく、日本人からすると意外な商品も展開中。TOFUに味をつけて食べることが多いアメリカでは、タレやスープなどを付けて「キット」として販売しているものも多いのです。
たとえば「ウォックミーアップ」は野菜と添付のタレを一緒に炒めて調理します。
TOFUとスープの素のセット「スンドゥプTOFUキット」は、ロサンゼルスでスンドゥプブームの火付け役になった韓国レストラン「BCD」とのコラボ商品。
「Shirataki Ramen」シリーズはローカーボで、TOFUと並んで時代に合った商品として人気があります。
さらにレストランやスーパーのデリ(惣菜をセルフサービスで取ってレジで会計をするコーナー)、大学の学食などには大きな業務用のTOFU(約900g)を提供しています。
「デリでは、たとえばセサミ味のTOFUサラダなど幅広くアレンジされています。日本人の発想では思いつかないようなメニューが並んでいて驚かされることも多いです。シンプルなTOFUだからこそクリエイティブな料理が生まれやすいのだと思います」(高橋)
スーパーマーケットでの販売だけではなく、飲食店でもTOFUは大人気。実はアメリカのTOFUは日本食とは別カテゴリーと言えるほどレシピが広がっているようです。
「私自身アメリカに来て2年ほどですが、アメリカ人のTOFUの調理方法は本当にクリエイティブだと感じています。たとえば、こちらのVeggie Bowlは私が今までに食べたなかでいちばんおいしくて、アメリカっぽさを感じたものです。ごはん(ケチャップライス)の上にグリルされたTOFUと野菜がのっており、アボカドとエスニックソースが付いてきて、メキシカンな料理に仕上がっています。
メキシカンフードのチェーン店では、TOFUをひき肉に見立てた煮込み料理があります。これもごはんの上にのせて食べるメニューで人気があります。
ハワイ料理の『ポキ』は、アメリカ西海岸ではごはんの上に何をのせるかを自分で選んでいくスタイルで、メイン食材(たんぱく源)を選べる店もあります。TOFUは表面をカリッと焼いてあり、ツナなどの魚の代わりに選択できます。
あと、タマゴの代わりにTOFUを使ったエッグサラダもあり、ホールフーズなどの人気オーガニックスーパーで見かけることがあります」(高橋)
「ベトナム料理の『バインミー』(サンドイッチ)にもTOFUを挟んでいるお店を見つけました。これも完全にベジタリアン向けで、TOFUとなますの相性が良くておいしいんです。アメリカでチェーン展開するカフェで販売されていますが、本場ベトナムでは、これをやろうとは思わないはずです(笑)
とにかく、アメリカ人のTOFUの料理方法は発想が豊かでこちらが感心してしまうほどです。やはり、いろいろなスタイルや調理方法で食べられるのがTOFUの強みだと再確認できますね」(高橋)
ここまでは、アメリカでのTOFUの需要や商品ラインナップ、TOFUを使った人気メニューに注目してきましたが、実は2020年代に入り、TOFUを取り巻く環境がさらに大きく変化しているのだとか。後編では、そんな新時代のムーブメントに注目します。
※本ページの記載内容は記事公開時点の情報に基づいて構成されています。
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