
- 食育
カモンハウス会員の皆さんの投稿分析で分かった!子どもの好き嫌いを減らす作戦!好き嫌い克服アイデアランキング
カモンハウスにて募集した「トークのお部屋:子どもの好き嫌いを減らす あなたの家の作戦教えてください!」に、集まったコメント投稿をカモンハウス編集部が分析しました。

チョコレートが健康に良い。そんな情報を、よく目にするようになりました。あんなに甘くて、カロリーもたっぷりのお菓子が、本当に体に良いのでしょうか。実はチョコレートの健康効果は、医学的に実証済み。これまでにいくつもの研究によって、裏付けられているのです。
中米パナマにクナ族と呼ばれる人たちがいます。カリブ海のサン・ブラス諸島に多くが暮らす民族で、女性たちが身にまとうモラと呼ばれる美しい織物で有名です。
1940年代に、米・ハーバードの研究者たちがクナ族を調査した結果、興味深い事実が明らかになりました。島で昔ながらの暮らし方をしているクナ族と、島を離れてパナマシティで都会生活を送るクナ族を比べたところ、島に暮らす人たちのほうが明らかに血圧が低かったのです。
同じクナ族なのに、なぜ住む場所により血圧が変わるのか。理由を探っていくとその理由は食べ物だという答えに行き着きました。島に暮らすクナ族が、カカオの実をすりつぶしてトウモロコシを混ぜた飲み物を毎日大量に飲んでいたのに対して、島を離れたクナ族は、カカオドリンクをほとんど飲んでいなかったのです。
そこで注目されたのが、島に暮らすクナ族が飲んでいるカカオドリンクです。すりつぶしたカカオの実といえば、まさにチョコレートの材料ではありませんか。それなら、チョコレートにも血圧を下げる効果があるのではないか。科学者たちの研究が始まりました。
クナ族の人たちの血圧は低く、ほかのパナマの人たちより長生きする。さらに心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、がんなどで亡くなる人も少ない。その理由を調べるために、大規模なランダム化比較試験が行われました(※1)。
1990年代初めに、島に暮らすクナ族を数百人単位で調べたところ、年齢に関係なく高血圧になっている人が極めて稀であることが明らかになりました。60歳以上のクナ民族数百人を対象に調べた結果、その平均血圧は上が110mmHg未満、下も70mmHg未満でした。日本高血圧学会によれば、60歳の日本人女性の正常血圧が140/82mmHgとされていますから、クナ族はそれよりも低いことになります。一方で、彼らは特に塩分を控えているわけではなく、むしろ西洋人の平均的な塩分摂取量を越えていることも判明しました。普通なら塩分を多く摂ると、血圧は高くなるはずです。ところがクナ族は違いました。
仮に、塩分摂取量が多いにもかかわらずクナ族の血圧が全般的に低いのだとすれば、遺伝による可能性も考えられます。それならば島を離れてパナマシティに移住しても、クナ族である限り血圧は低く保たれるはずです。ところが、都市部に暮らすクナ族の血圧は、島に暮らすクナ族より平均値で高くなっていて、特に高齢になるほど上昇していました。従って島に暮らすクナ族の血圧が低い理由は、遺伝的なものではなく、ほかの何かであるはずです。
では、島に暮らすクナ族と都市に暮らすクナ族では何が違うのか。答えは飲み物でした。島のクナ族は離乳時からココアを飲み始め、毎日コップ5杯以上のココアを生涯に渡って飲み続けます。成分分析の結果、彼らが飲むココアには、フラボノイドの一種であるフラボノールとプロシアニジンが含まれていることがわかったのです。
クナ族に対する調査の結果などから、注目されたのがフラボノイドの効果です。そこで、フラボノイドを多く含む食べ物、チョコレートに関するメタアナリシスが行われました。メタアナリシスは同じテーマ(この場合ならフラボノイドです)について行われた、複数のランダム化比較試験や観察研究の結果をまとめたものです。
イギリスの研究者たちによって133の試験結果を対象としたメタアナリシスが行われた結果、チョコレートには血圧を下げる効果があることが明らかになりました。これはチョコレートの原料に含まれるフラボノイドの効果です。
チョコレートの成分として、よくポリフェノールという名前が出てきますが、ポリフェノールとは化合物の総称で、その一種がフラボノイドです。ともあれチョコレートにはフラボノイドが含まれていて、このフラボノイドには血圧を下げる効果がある。これは科学的に証明されています。ほかにもチョコレートのフラボノイドには、心筋梗塞、アルツハイマー、脳卒中などのリスクを下げるという研究結果があります。
一方、日本でも「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」が愛知県蒲郡市で行われました(※2)。この実証研究では、蒲郡市内外の45歳から69歳までの347人(男性124人、女性223人)を対象に、1カ月間にわたってカカオポリフェノールを多く含むチョコレートを毎日一定量食べてもらい、血圧や血液成分などの変化が検証されています。その結果、実験に参加した人たちの平均血圧が下がっていました。
また、チョコレート摂取と脳卒中発症リスクとの関連を調べた結果によれば、チョコレートの摂取が脳卒中の発症リスクを低下させる可能性が示されています。1995年と1998年に岩手県、秋田県、長野県、沖縄県、茨城県、新潟県、高知県、長崎県の9つの保健所管内の44~76歳(アンケート回答時年齢)の男女約8万5,000人を2010年まで追跡調査した多目的コホート研究が行われました(※3)。その結果、女性では、チョコレートの摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループに比べて、脳卒中の発症リスクが16%低くなりました。男性についてはチョコレート摂取と脳卒中発症の関連は見られませんでしたが、この研究により、日本人の女性については、チョコレートを食べると脳卒中の発症リスクが低くなる可能性が示されました。
引用元:国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター
予防研究グループ多目的コホート研究『チョコレート摂取と脳卒中の発症リスクとの関連』https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/7926.html
チョコレートが体に良いことがわかったからといって、どんなチョコレートを食べてもいい、というわけではありません。クナ族の話を思い出してもらうとわかるように、血圧を下げるのはフラボノールの働きです。だから、同じチョコレートでもフラボノールが多く含まれているものが体に良いチョコレートです。
チョコレートは大きく、ダークチョコレートとホワイトチョコレートに分けられます。このうちフラボノールが多く含まれるのはダークチョコレートで、ホワイトチョコレートはココアバターに粉乳や砂糖を混ぜて作られています。といっても見た目の色だけで判断すると間違えることがあります。
チェックポイントは、成分表示です。チョコレートの成分表示には、カカオマス、ココアバター、砂糖、乳製品(粉乳)などの項目が記されています。この中で注目するのは、フラボノールが含まれているカカオマスです。一般にカカオマスが40%以上のものをダークチョコレートと呼び、70%以上含まれていると高カカオチョコレートと呼びます。
健康のためにはカカオマスが70%以上含まれているものを選ぶようにしましょう。クナ族の飲み物に近いココアにも、血圧を下げる効果が期待できます。
※本ページの記載内容は記事公開時点の情報に基づいて構成されています。

カモンハウスにて募集した「トークのお部屋:子どもの好き嫌いを減らす あなたの家の作戦教えてください!」に、集まったコメント投稿をカモンハウス編集部が分析しました。

アウトドアでの食事は、自然の中ならではの特別なおいしさを楽しむことができます。食材を手に取り、火をおこして料理を作る喜びは、日常の喧騒を忘れ、心をリフレッシュする素晴らしい機会です。しかし、アウトドアの経験が少ない方にとっては屋外での調理は慣れていないため、戸惑うこともあるでしょう。そこで、会員の皆さまの声をご紹介しながら、アウトドア料理を楽しむポイントをご紹介します。おすすめの道具や下準備のコツ、便利な調理食材などをお伝えし、初心者の方でも楽しくおいしい料理を作るヒントをご紹介。今回は、キャンプコーディネーター/アウトドア専門家として活躍している「松尾真里子さん」にキャンプのコツやレシピ提案をしていただきました!

秋は、色鮮やかな自然とともに運動会や遠足、フルーツ狩りなどが楽しめる季節です。そんな特別な時にお弁当を持って出かけると、思い出深いひとときが生まれますよね。お弁当づくりは、ただおいしい料理を詰めるだけでなく、盛り付けも楽しみの一つですね。そこで、今回は会員の皆さまからご投稿いただいたお弁当にまつわる想い出をご紹介しながら、お弁当を特別なものにするための盛り付けのコツと、初心者でも簡単にできる楽しい飾り切りのアイディアをご紹介いたします。

2023年7月31日発売の「フルーチェ Sweets<キャラメルバナナ味>」は、カモンハウス会員の皆さまからの声をもとに製品企画を進め、発売決定となった製品です。今回は、企画決定に至るまでのストーリーをご紹介いたします!

野菜の皮や切れ端、ヘタを使って作るスープストック「ベジブロス」。野菜を無駄なく丸ごと使おうという意識の高まりから、数年前から活用されるようになってきました。まだあまりよく知らないという方へ、魅力や使い方などをご紹介します。