
第2回アンケート結果発表!
好きなシチューは、どっち?
クリームシチュー
あなたはどっち派?
寒さの厳しい日が続きますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?そんな中、どうしても食べたくなるのは、体をほっと温めてくれる「シチュー」です!今回の「あなたはどっち派?」では、シチュー界を代表するクリームシチューとビーフシチューについて、どちらを食べたくなるのか?など、皆さまのリアルな声をまとめてみました。
寒い冬といえば、シチュー!あなたはクリームシチュー派?ビーフシチュー派?
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64.2%
(4,904票) -
35.8%
(2,740票)
※皆さまからいただいた投票結果をもとに算出。投票ページはこちら

クリーム : ビーフ = 6:4
カモンハウス会員の皆さまの中では、シチューといえば「クリームシチュー派」がやや多いようです。どちらのシチューも魅力的で選択に迷われた方が多いと思いますが、この結果をより詳しく見ていきましょう!性別・年齢で見る「クリームシチュー」vs「ビーフシチュー」


男性は本当はビーフが食べたい?年齢に比例してクリーム派が増える…けれども…
全体では、クリーム:ビーフ(6:4)でしたが、男女別で見ると男性はビーフ派がわずかに過半数を超える結果に!やはり、濃いめの味付けを好む傾向があるのでしょうか。一方で女性はクリーム派が約7割を占めており、男女で大きな差があるようです。
また、世代が上がるごとにクリーム派の割合が高まっていく様子がうかがえますが、60代からはビーフ派が増加、70代ではビーフ派が逆転するという結果に!
昭和30年前後の日本では、牛肉の急速な普及が始まりましたが、当時は牛肉が高価であったため、一般家庭ではなかなか手に入らない食材でした。このため、牛肉を使用した料理は、特別な日のごちそうとして位置づけられ、多くの人々にとって思い出深い料理となったのです。
このような時代背景が、60代や70代の方々がビーフシチューを好む傾向に影響を与えているのかもしれません。
参考文献:「牛肉・食肉の歴史」
地方別、あなたどっち派?


クリーム派とビーフ派の割合は全国でほぼ同じ
なんとなく北海道はクリーム派が多いのかも?と思っていましたが、なんと日本全国でクリーム派とビーフ派の割合はほぼ同じ!日本全体に浸透していて、シチュー自体がもはや冬の国民食といっても過言ではないようです。クリームシチューを選んだ理由
(自由回答を分類)

クリームシチュー派のキモチ

- どんな食材とも合い、冬の野菜をたっぷり入れられるクリームシチューが大好きです。大きめカットの具材が好きで、ホクホクジャガイモや甘みのあるコーンなんかも入れるのが好きです。
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山梨県・女性
- クリームの濃厚な味わいとまろやかさがやみつきになり、身体の芯から温まり、食べると気持ちがほっこりするから。
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大阪府・男性

クリーム派
特に寒くなってくる時期にはクリーム系のほっとする味に癒しを求めて、クリームシチューを選ぶ方が多い傾向にあります。また、ビーフシチューに比べて中に入れる具材の幅広さも人気の理由の一つのようですね。バリエーションに富んだ皆さまのご家庭の具材については、この後の質問でわかるのでぜひチェックしてみてください。ビーフシチューを選んだ理由は?

ビーフシチュー派のキモチ

- 我が家ではビーフシチューは特別な時に食べるので、牛肉ごろごろが楽しめるビーフシチューが圧倒的に好きです。
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千葉県・男性
- どちらも好きです。クリームシチューは具材をいろいろ変更して、アレンジ自在な感じがします。一方、ビーフシチューはお肉のクオリティを変化させる楽しみがあり、大人な感じ。歳を重ね、ビーフシチューの奥深さが分かるようになったかも、と思い1票を投じます^^
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東京都・女性

ビーフ派
ビーフシチューはちょっと贅沢で特別なイメージがあるようです。クリームシチューは具材のバリエーションを楽しむ方が多いのに対して、ビーフシチューは色々な種類の具材を試すのではなく、「こだわり」をもって味を深めて楽しむ方が多いようです。牛肉だけでも、すじ・すね・タン・ブロックなど、特定の部位にこだわって作っている方が多く、それぞれの食材ごとに、風味や食感にも違いがあり、個人個人の好みに合わせた味を追求しているようです。文明開化のビーフシチュー。戦後の子供を救ったクリームシチュー。
そもそものシチューの発祥は、16世紀〜17世紀のフランスとされています。そこから日本にシチューが伝わったのはいつなのか?という明確な記録はないようですが、明治4年(1871)当時すでに、東京・九段にあった洋食亭「南海亭」のメニューには「シチウ」というビーフシチューのメニューがあったようです。その後、明治時代後半(1900頃)に『滋味に富める家庭向西洋料理』という書籍にクリームシチューのようなものが登場しています。
しかし、いずれもシチューそのものはまだまだ非常に高価な食べ物で、一般に広く食べられるようになったのは、戦後の子供の食糧難に対して脱脂粉乳をベースとした「白シチュー」が給食として提供されはじめたことによるようです。この「白シチュー」が非常に人気であったことから、家庭でも手軽にシチューを食べられるようにと、ハウス食品が1966年に発売したのが「シチューミクス」。ここからシチューが日本の食卓に広く浸透したと考えられています。
参考文献:「明治から現代までの「シチューの歴史」を振り返る――どうやってシチューは日本に広まった?」
参考文献:「クリームシチューは日本発祥 ご飯にかける?わける?」

選んだシチューは、いつ食べることが多いですか?


シチューは「夜」に食べるのが定番!
クリーム派もビーフ派も、シチューを「夜ご飯」として食べる方が大半を占めているようですね!寒い外から帰ってきて、温かいシチューで体を温めてほっと一息、といった感じですね。
選んだシチューによく入れる具材は?

クリームシチュー派



具材のバリエーションが豊かなクリーム!
お肉より、野菜の回答が上位に入っていて、じゃがいも、人参、玉ねぎはクリームシチューにとっての「3種の神器」と言えるでしょうか。お肉については、鶏肉(ムネ、モモ)を入れるご家庭が多いようです。他には海鮮系だったり、変わり種としてはアーモンドミルクやほうれん草のペーストを入れて、サグカレーのようにして召し上がる方もいました!
ビーフシチュー派



具材・調理法にこだわりのビーフ!
やはり「ビーフ(牛肉)」が一番人気なのですが、その中でも、すじ・すね・タンなどそれぞれのご家庭で好みの部位があるようです(中には鹿肉を入れている方も)。調理法も、赤ワインを更に入れて煮込むなど、じっくりとこだわって作る方が多いのがビーフシチューの特徴です。変わり種の具材としては、黄色や緑などを添えるために、アスパラ・芽キャベツ・黄色パプリカを選んだり、コーンやミニトマトをアクセントとして加えている方もいました。- 調査対象:ハウス食品グループ本社 会員サイト「カモンハウス」
- 回答数:5,946名
- 手法:WEBアンケート
- 時期:2024年11月25日~12月23日
- ※データの掲載・利用については、事前にご連絡いただきますようお願い致します。