みんなのオープンデータ

第11回

みんなの「お弁当」
大調査!

(公開日:2023.9.27)

募集期間:2023/7/28〜2023/8/3

今年の夏は全国的に酷暑でしたね。涼しい秋を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。

カモンハウスでは、今回「お弁当」をテーマとしたアンケートを実施いたしました。
各ご家庭でそれぞれの「お弁当」があるかと思いますが、意外な地域性や、お弁当づくりに役立つアイテムなど、会員の皆さまの様々な声をまとめました。
ぜひ、行楽シーズンのお弁当づくりの参考にしてみてくださいね♪

あなたは、お弁当をつくっていますか?その頻度を教えてください。

誰のためのお弁当をつくっていますか?

(週1~2日以上に回答した人)

お弁当をつくる理由を教えてください。

(週1~2日以上に回答した人)

お弁当を週1回以上つくる方は、全体の約6割!

カモンハウス会員の皆さまは、お弁当づくりをされている方の割合が非常に高いようです。特に全体の約3割がほぼ毎日(週5日以上)お弁当を作っているという結果になりました。その理由としては、「節約のためが」約63%と、昨今の物価高も大きく影響していそうです。

また、最もお弁当をつくっているのは40代。。育ち盛りの子育て真っ最中で、家計の管理にも追われ、と忙しくされている姿が想像されますね。

誰のためのお弁当をつくっているかでは、なんと20代では約65%が自分のためにつくっていることが判明。節約意識も強いものの、「ダイエット」のためという回答も多いのが特徴的。30代は自分と配偶者に、40代では子供のために、の割合が非常に高くなっており、やはりお弁当はライフステージが大きく影響していることがわかりますね。

『お弁当の内容』で2択のうちあてはまる方をお選びください。

梅干しのいる派・いらない派はほぼ半々で拮抗!

お弁当のごはんのお供としてよく話題になる「梅干し」の「いる・いらない」については、ほぼ50%で拮抗!また、「たまご焼き」についてもあまい派がやや優勢なものの、こちらもしょっぱい派と接戦に。

他の派閥については一方に偏っているので、「梅干しとたまご焼き」という2つのテーマについては日本人のお弁当観として永遠のテーマとなっていそうです。あなたは、どっち派ですか?

こんなデータも見えてきた

実は、年代・地域で派閥に大きな差が!?

全体で見た時は拮抗していた梅干しの「いる・いらない問題」でしたが、こちらは年代が上がるほど「いる派」が多く、年代が低くなるほど「いらない派」が多くなり、20代以下では約7割が梅干しは「いらない」と回答する結果に。

そしてたまご焼きについては、近畿地方でのみ「しょっぱい派」が「あまい派を」大きく上回るという結果が!他にも、メインのおかずが揚げ物派は40代が目立って多く、特に東北地方で強い傾向や、冷凍食品やデザートは都市圏で、若い人ほど求めていたりという傾向も。

お弁当ひとつとっても、年代やお住まいの地域・文化によって好みが大きく異なることが見て取れる結果となりました。

年代別

ごはんに梅干しは お弁当で食べたいのは メインのおかずは 冷凍食品は お弁当にデザートは
いる派 いらない派 ご飯派 パン派 揚げ物派 炒め物派 使う派 使わない派 いる派 いらない派
全体 49.6% 50.4% 95.7% 4.3% 62.1% 37.9% 78.3% 21.7% 36.4% 63.6%
20代以下 31.8% 68.2% 90.9% 9.1% 58.2% 41.8% 84.5% 15.5% 49.1% 50.9%
30代 36.4% 63.6% 96.3% 3.7% 63.8% 36.2% 81.4% 18.6% 42.1% 57.9%
40代 42.7% 57.3% 95.1% 4.9% 67.3% 32.7% 79.3% 20.7% 38.2% 61.8%
50代 50.3% 49.7% 95.7% 4.3% 60.5% 39.5% 77.7% 22.3% 31.6% 68.4%
60代以上 66.1% 33.9% 96.4% 3.6% 57.5% 42.5% 75.8% 24.2% 36.3% 63.7%

地域別

たまご焼きは メインのおかずは お弁当にデザートは
甘い派 しょっぱい派 揚げ物派 炒め物派 いる派 いらない派
総計 56.7% 43.3% 62.1% 37.9% 36.4% 63.6%
北海道地方 65.6% 34.4% 63.8% 36.2% 32.5% 67.5%
東北地方 63.6% 36.4% 68.6% 31.4% 37.7% 62.3%
関東地方 62.9% 37.1% 60.0% 40.0% 40.6% 59.4%
中部地方 56.2% 43.8% 65.3% 34.7% 40.4% 59.6%
近畿地方 37.8% 62.2% 60.8% 39.2% 29.7% 70.3%
中国地方 63.5% 36.5% 64.8% 35.2% 32.2% 67.8%
四国地方 53.5% 46.5% 66.7% 33.3% 32.3% 67.7%
九州・沖縄地方 68.8% 31.2% 58.6% 41.4% 32.2% 67.8%

あなたがお弁当づくりをする際の「こだわり」を教えてください。

今後、あなたがお弁当のおかずとして採用したいレシピ選びの基準は何ですか?

お弁当は、簡単に素早くが命!

身支度やお子さまのお世話、朝食づくりなど、ただでさえ時間に追われる朝にお弁当をつくらなければならない・・となると、やはり大事になってくるのは「簡単さと早さ」。また「準備や片付けが楽」というのも大事なポイントになるようです。

でも、本当は彩りや栄養バランスも考えたお弁当にしたい、と思っている方も多いようですね。これからの季節に増える遠足や運動会・ピクニックなど、特別なお出かけシーンのお弁当なら、なおさらかもしれません。

fromハウスでは、お弁当がきれいに見える盛りつけ方のコツやお手軽お弁当メニューをご紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

会員の皆さまの声が満載!お弁当を特別な思い出に♪秋の行楽シーズンで試してみたい、“盛り付けと飾り切り”のアイディア

あなたのお弁当づくりに欠かせない!便利な「お役立ちアイテム」はありますか?

たくさんいただいたご回答の中から非常に多かったものや、なるほど!なアイディアをピックアップしてみました。

●シリコンカップ

  • ・アルミと違って柔らかく、他のおかずに押されても柔軟に入るので
  • ・お弁当に合わせたレイアウトが出来る
  • ・洗って何度も使える

●仕切りのあるフライパン

  • ・卵焼き、ウインナーを焼いたりと一度につくれる
  • ・3つに分かれたフライパン
  • ・洗い物が少なく、後片付けがラクになる

●お弁当箱の底にラップを敷く


comment

お弁当といえばヌメヌメ脂が洗っても取れにくいイメージが強いですが、これはかなり楽になりそうですね。

●冷凍ブロッコリー


comment

アイテムとは少しずれますが、非常に多くの方からおススメいただいたのが冷凍ブロッコリー。冷凍やつくり置きがしやすく、彩りや栄養面でも使いやすいという意見が多数でした。


たくさんのご意見、ご回答ありがとうございました!皆さまも、ぜひ日々のお弁当づくりの参考にしてみてくださいね。

話題や流行りのお弁当をつくったことがありますか?

キャラ弁 おにぎらず スープジャー弁当 曲げわっぱ弁当
ある ない ある ない ある ない ある ない
全体 23.9% 76.1% 31.1% 68.9% 28.3% 71.7% 9.6% 90.4%
北海道地方 24.5% 75.5% 35.0% 65.0% 21.5% 78.5% 9.2% 90.8%
東北地方 23.8% 76.2% 33.1% 66.9% 35.6% 64.4% 15.5% 84.5%
関東地方 22.4% 77.6% 31.2% 68.8% 28.3% 71.7% 9.3% 90.7%
中部地方 25.7% 74.3% 31.1% 68.9% 30.5% 69.5% 8.4% 91.6%
近畿地方 24.0% 76.0% 30.6% 69.4% 27.1% 72.9% 9.5% 90.5%
中国地方 23.2% 76.8% 26.2% 73.8% 23.6% 76.4% 11.6% 88.4%
四国地方 28.3% 71.7% 25.3% 74.7% 26.3% 73.7% 7.1% 92.9%
九州・沖縄地方 25.3% 74.7% 33.6% 66.4% 28.3% 71.7% 8.2% 91.8%

東北の方は、流行りに敏感!?

お弁当づくりにもブームやトレンドのグッズなどがどんどん出てきますが、実際につくってみたという方は全体的に見て意外と少ないようです。その中でも他と大きく差をつけて「スープジャー弁当」や「曲げわっぱ弁当」などの話題のお弁当づくりに挑戦しているのが、東北地方。

スギやヒノキなどの木の板でつくった「曲げわっぱ」は、青森や秋田が名産地の1つでもあり、もともと身近なものとして使われていたのが関係しているのかもしれませんね。

保温性が高く寒い冬にぴったりな「スープジャー」は、北海道でも使ってる方が多いのかな?と思いきや、むしろ少なく、東北地方だけ圧倒的なスコア。「おにぎらず」についても、スコア自体は東北地方は他とくらべて割と高めの結果に。

「伊達男」という言葉が生まれたオシャレ武将の伊達政宗がかつて東北を広く収めていたこともありますし、もしかしたら東北には流行を取り入れることがもともと好きな文化が育まれてるのかもしれませんね。
  • 調査対象:ハウス食品グループ本社 会員サイト「カモンハウス」
  • 回答数:4,092名
  • 手法:WEBアンケート
  • 時期:2023年7月28日〜2023年8月3日
  • ※データの掲載・利用については、事前にご連絡いただきますようお願い致します。
今回の「お弁当」に関するアンケートも、たくさんの皆さまにご回答いただき、ありがとうございました。

お弁当づくりが日々のルーティーンである方も、特別なイベントのときだけつくるという方も、このオープンデータが少しでも皆さまのお弁当づくりの参考になれば良いなと思います。

カモンハウスでは、ほかにも皆さまのお弁当づくりやお弁当を通した食育のヒントになるようなコンテンツをご用意しています。ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。

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