第7回
新生活の食事大調査!
(公開日:2022.3.22)
募集期間:2022/2/4〜2022/2/7
春を迎え、地域によっては桜の便りも届きはじめましたね。
進学や就職、転勤などを理由に、今までの環境を離れ新生活を迎える方々も多い季節です。
ワクワクする気持ちと同時に、何かと心配や不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、「新生活の食事」をテーマにアンケートを実施しました。
初めての一人暮らしでの自炊の思い出や、仕送りにぴったりだと思う食品など
皆様のご経験をもとにお答えいただいた貴重なご意見をまとめています。
今まで、就職や進学、転勤などご自身の環境変化により、ご実家を離れ新生活を始めたご経験はありますか?
約8割の人が、親元を離れて新生活を始めたことがある経験をお持ちのようです。
年齢に比例してその経験の割合は増えるかと思われましたが、意外にも年齢に反比例して、新生活経験は微減という結果となりました。
地元を離れ、都市部へ就職する人が増える一極集中化が、時代とともに増えた背景が影響しているかもしれません。
しかしここ数年は、場所にとらわれない働き方が増えてきていますので、今後は実家を離れずに生活基盤を築くという選択をされる方も増えるかもしれませんね。
年齢に比例してその経験の割合は増えるかと思われましたが、意外にも年齢に反比例して、新生活経験は微減という結果となりました。
地元を離れ、都市部へ就職する人が増える一極集中化が、時代とともに増えた背景が影響しているかもしれません。
しかしここ数年は、場所にとらわれない働き方が増えてきていますので、今後は実家を離れずに生活基盤を築くという選択をされる方も増えるかもしれませんね。
新生活における食事で心配なこと、不安なこと、また実際に困ったことはどんなことですか?
20代以下 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代以上 | |
---|---|---|---|---|---|
栄養が偏りそう | 67.8% | 67.6% | 63.9% | 61.2% | 57.2% |
料理のレパートリーが少ない | 56.1% | 66.5% | 58.6% | 54.1% | 48.9% |
自炊が不慣れ | 55.6% | 55.5% | 50.3% | 42.2% | 41.5% |
料理後の片づけや皿洗いが面倒 | 58.9% | 58.7% | 47.8% | 42.4% | 39.1% |
ひとりきりの食卓で寂しい | 33.3% | 32.3% | 29.3% | 24.4% | 25.6% |
自炊する時間がなさそう | 35.6% | 32.6% | 25.2% | 25.2% | 19.2% |
外食が中心になりそう | 14.4% | 17.8% | 18.3% | 23.0% | 28.2% |
その他 | 2.8% | 5.7% | 4.6% | 4.6% | 6.8% |
やはり「栄養が偏りそう」という不安がTOP!
実家で不自由のない食生活を送っていたことから、戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか。
中でも経験の少ないと考えられる20・30代で不安を感じる方が多いようです。
「自炊する時間がなさそう」を選択された方は、若い方ほど増えているのに対し、「外食が中心になりそう」が、高年齢ほど高くなっているという点は、時間がある場合でも、手間暇をかけて作るのが億劫というご経験談と考えられます。
他にこんな答えも。
fromハウスでは、一人暮らしの新生活を応援するため
「一人暮らしの新生活を応援!身につけておきたい食事知識と簡単お手軽メニュー」
を管理栄養士の方の目線から紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
実家で不自由のない食生活を送っていたことから、戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか。
中でも経験の少ないと考えられる20・30代で不安を感じる方が多いようです。
「自炊する時間がなさそう」を選択された方は、若い方ほど増えているのに対し、「外食が中心になりそう」が、高年齢ほど高くなっているという点は、時間がある場合でも、手間暇をかけて作るのが億劫というご経験談と考えられます。
他にこんな答えも。
- ●キッチンや冷蔵庫が狭い。調理器具が小さい。調理がしにくい。
- ●一人分の食材管理が難しい。
fromハウスでは、一人暮らしの新生活を応援するため
「一人暮らしの新生活を応援!身につけておきたい食事知識と簡単お手軽メニュー」
を管理栄養士の方の目線から紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
自炊初心者でも簡単においしくできる栄養バランスも良いおすすめのお料理、もしくはご自身がよく作っていた定番メニューがあれば教えてください。
Q3でお答えいただいたお料理を作った際、もしくはそれ以外のお料理にチャレンジした際、慣れない自炊でのエピソードがもしあれば教えてください。
「あるあるエピソード」として多くの皆様が語ってくださったのは…
エピソードが満載で全部を紹介しきれないのが残念ですが、いくつか気になったエピソードをご紹介いたします。
- ・作りすぎ/腐らせる
- ・塩・砂糖など調味料の間違い/分量間違い
- ・初心者なのに隠し味で失敗
エピソードが満載で全部を紹介しきれないのが残念ですが、いくつか気になったエピソードをご紹介いたします。
【思い出】
- ●カレーライスの作り方もわからず大学生活スタート。
親元から離れ寂しい慣れない一人暮らし。初めて作った味噌汁は、取りあえずいろいろな具を入れお腹も、胸もいっぱいになりました。今では子供三人のママに。作る相手がいるというのは幸せですね。 - ●35年以上前に東京で一人暮らしを始めた頃。今のようにインターネットでのSNSや動画配信なんて無い時代。お料理は母の味を引き継ぐのが普通。電話代を気にしては作り方や味付けを聞いていたなぁ。また、時には、食材や手造り惣菜の入った箱が実家から届き、一緒に添えてある手紙に母の思いを感じ涙しあったかい気持ちになってたなぁ。
【失敗料理エピソード】
- ●はじめての一人暮らしで味噌汁を作ろうと、乾燥ワカメを水でもどしたら、加減がわからずボールにワカメが山盛りになった。
- ●炊飯器のスイッチを間違え「保温」を押してしまいご飯がねちょねちょだった。
- ●一人暮らし、自炊を初めて三日目の夜、全く作ったことの無いカレーを作ってみて隠し味にコーヒーと蜂蜜を入れたら苦いのに甘めで訳の分からないカレーが完成…でも適量作らないで大量に作ったのでその週はずっと美味しくないカレーを食べ続けるハメに…
【地域差エピソード】
- ●東北地方から関西地方に進学した際、友人を招いて料理を作ったところ、友人から味が濃くて食べれないと言われたことがショックでした。
- ●関西から関東に移り、醤油などの調味料で使っていたものがなく味も違い困った。
【その他】
- ●自分で「天才!」「料理上手!」と自分自身をほめて自炊を頑張っていました
- ●レシピがないため調味料の量がわからず、味見をしながら作っていたら、食べきってしまった。
新生活で慣れない自炊にチャレンジした時、レシピは何を参考にしましたか?
20代以下 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代以上 | |
---|---|---|---|---|---|
レシピサイト (cookpadなど) |
66.3% | 69.2% | 48.0% | 32.2% | 24.9% |
料理家の方の本 | 20.8% | 31.5% | 37.3% | 34.1% | 25.9% |
食品裏面等に付属している作り方 | 20.8% | 25.4% | 26.6% | 27.5% | 33.6% |
ご家族のオリジナルレシピ | 28.3% | 27.6% | 28.5% | 26.3% | 25.2% |
食品メーカーのレシピサイト | 28.3% | 27.8% | 23.3% | 16.7% | 20.7% |
スーパーや駅などの無料配布冊子 | 9.6% | 19.7% | 22.3% | 21.8% | 21.5% |
雑誌 | 8.3% | 12.4% | 18.5% | 21.1% | 17.5% |
TVの料理番組 | 12.1% | 14.6% | 16.2% | 18.2% | 19.6% |
InstagramなどのSNS | 31.3% | 18.4% | 6.0% | 2.7% | 2.2% |
料理教室 | 1.7% | 2.4% | 2.4% | 1.9% | 2.0% |
その他 | 4.2% | 3.2% | 5.1% | 8.6% | 8.6% |
20・30代に多いのがレシピサイトなどのWEBコンテンツやInstagram(インスタグラム)などのSNS活用。レシピサイトは、40代以下の層ではもはや当たり前の存在になっているようです。
また、全体的に30代以下と、50代以上で明らかに回答の傾向が違う結果に。これはもちろんインターネットやスマートフォンの普及が最大の影響と考えられますが、他にも電子レンジの一般普及が1980年代(現在60代の方が20代の頃)から始まったことで、料理の仕方に大きな変化があったことも、影響を与えているのかもしれません。
そのような中、全年代でほぼ傾向が変わらないのが「ご家族のオリジナルレシピ」。色々なレシピが検索出来てしまう時代に、カモンハウスの会員様はご家族だけのオリジナルレシピも大切にされている結果となりました。
また、全体的に30代以下と、50代以上で明らかに回答の傾向が違う結果に。これはもちろんインターネットやスマートフォンの普及が最大の影響と考えられますが、他にも電子レンジの一般普及が1980年代(現在60代の方が20代の頃)から始まったことで、料理の仕方に大きな変化があったことも、影響を与えているのかもしれません。
そのような中、全年代でほぼ傾向が変わらないのが「ご家族のオリジナルレシピ」。色々なレシピが検索出来てしまう時代に、カモンハウスの会員様はご家族だけのオリジナルレシピも大切にされている結果となりました。
新生活の仕送りにぴったりだと思う商品カテゴリはどれですか?
新生活での定番自炊料理でも1位はカレーライスでしたが、仕送りにぴったりの商品としてもカレー(レトルト)が1位になりました。
仕送りの場合、調理が必要なカレールウではなく、すぐに食べられるレトルトの方が重宝されると考えられているようです。
仕送りの場合、調理が必要なカレールウではなく、すぐに食べられるレトルトの方が重宝されると考えられているようです。
Q5でカレー(レトルト)とカレー(ルウ)を選択した方を年代別に見てみると、意外な傾向が見えてきました。
年齢が上がるほどレトルトが仕送りに適していると思っている方が多く、若い方ほどルウの方が仕送りに良いと考えていることが分かりました。
親としては、少しでも簡単に食べることができるレトルトを送りたくなりますが、実は親が思うよりも、お子様は自分でも作ってみたいと思っているのかもしれません。
年齢が上がるほどレトルトが仕送りに適していると思っている方が多く、若い方ほどルウの方が仕送りに良いと考えていることが分かりました。
親としては、少しでも簡単に食べることができるレトルトを送りたくなりますが、実は親が思うよりも、お子様は自分でも作ってみたいと思っているのかもしれません。
- 調査対象:ハウス食品グループ本社 会員サイト「カモンハウス」
- 回答数:6,020名 (Q2:4,804名、Q5の「こんなデータも見えてきた!」:4,888名)
- 手法:WEBアンケート
- 時期:2022年2月4日〜2022年2月7日
- ※データの掲載・利用については、事前にご連絡いただきますようお願い致します。
今回の新生活の食事に関する調査結果はいかがでしたでしょうか?
これから住み慣れた環境を離れ、新生活を始める方々にとって、生活の基盤となる「食生活」は大きな課題だと思います。今回ご回答いただいた皆様のご経験談やエピソードが、少しでも不安な気持ちを軽くするきっかけとなれば幸いです。
時代や環境は変わっていきますが、自分一人で生活を始めるということにつきまとう不安や心配には変わりがありません。不安な気持ちに負けず、明るい希望に向かって進むためには、やはり、おいしい食事で元気いっぱいになることが大切だと考えられます!
まずは、家族の思い出の味、栄養もしっかり摂れる「カレーライス」で新生活をスタートといきませんか♪
これから住み慣れた環境を離れ、新生活を始める方々にとって、生活の基盤となる「食生活」は大きな課題だと思います。今回ご回答いただいた皆様のご経験談やエピソードが、少しでも不安な気持ちを軽くするきっかけとなれば幸いです。
時代や環境は変わっていきますが、自分一人で生活を始めるということにつきまとう不安や心配には変わりがありません。不安な気持ちに負けず、明るい希望に向かって進むためには、やはり、おいしい食事で元気いっぱいになることが大切だと考えられます!
まずは、家族の思い出の味、栄養もしっかり摂れる「カレーライス」で新生活をスタートといきませんか♪